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【観察眼】中国とアラブ諸国の安定した関係発展は世界の安定に貢献

CRIPublished: 2024-06-03 14:53:25
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輝く古代文明を生み出した中東ではあるが、現在に至るも戦火がやまないことには留意せねばならない。昨年10月以降にはイスラエルとパレスチナの紛争が激化し、罪のない民間人が多数死傷し深刻な人道危機が発生したことで、世界各国の人々は強く懸念することになった。

中国はパレスチナ問題について、広範なアラブ諸国と同じ立場だ。習主席は中国・アラブ諸国協力フォーラム第10回閣僚級会議の開幕式の基調演説で、「戦争をこれ以上無限に続けることは許されない。正義(を進める場に)に永久に欠席することは許されない。『二国解決案』をこれ以上、恣意に動揺させてはならない」と訴えた。習主席は、ガザ紛争の早期沈静化を推進し、パレスチナ問題の全面的かつ公正で、恒久的な解決を推進するために正義の声を改めて発信した。

2023年3月には中国の仲介でサウジアラビアとイランの国交回復が実現し、中東に「和解の波」が巻き起こった。2023年10月に新たなパレスチナ・イスラエル紛争が勃発すると、中国とアラブ諸国は緊密な意思疎通を図り、積極的に和平を勧め、話し合いを促し、停戦にむけて推し進めてきた。2024年4月には中国が取り持ったことで、パレスチナ民族解放運動(ファタハ)とイスラム抵抗運動(ハマス)が北京市内でパレスチナ内部の和解に向けての協議を行い、率直に対話した。このことは、地域ガバナンス、ひいてはグローバルガバナンスにについて、関係国が中国にしかるべき役割を果たしてほしいと願っていることの表れだ。

中国とアラブ諸国は、いずれも発展途上国の重要な一員であり、ともに国際社会の重要な力であり、民族振興を実現し、国家建設を加速するという互いに共通する歴史上の使命を担っている。中国とアラブの関係発展は双方の人々に幸福をもたらし、中東地域の平和発展を促進し、激動する世界に安定性もたらすことに貢献する。

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