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【観察眼】冬に力強く泳いでみせた1匹のナマズ

CRIPublished: 2024-01-08 16:36:57
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黒竜江省文化・観光庁の何晶庁長は2日、取材に対して「ハルビンの人気がこの冬に爆発したのは偶然でない。1年をかけて準備をしてきた」と述べた。氷雪シーズンに合わせて100のイベントが企画して、観光客に豊かな体験を提供するとともに、サービスの質を高めた。観光客に「カネを使っただけの価値はあった」と感じてもらい、ハルビンにまた来たいと思ってもらえる工夫をしてきた。多くの人の努力と苦労が実り、ハルビン市は元日の3連休中に累計304万7900人の観光客を迎え、観光総収入59億1400万元(約1200億円)に達して、いずれも過去最高だった。冬の観光のもう一つの人気の旅先である暖かい海南省では、観光客の受け入れが延べ171万7100人、観光総収入は24億600万元(約480億円)で、両者には大きな差がついた。

ハルビンは、この冬観光市場に入ったナマズのように、生気と活力をもたらした。ハルビンの人気爆発によって黒竜江省の他の都市の観光も促され、チチハルや漠河などでは予約が増え続けている。また南部からの観光客はハルビン観光から帰郷すると、地元の観光部門に、ハルビンに見習って地元の特色を十分に開発するよう求めるようになった。しばらく前には山東省の淄博がバーベキューを目玉にして観光客を大いに呼び込んだ。そして次はハルビンの人気爆発だ。そして中国人は、次のナマズがどこに現れるのか楽しみにしている。中国経済の特色の一つは、新しいナマズが次々と現れて生気と活力をもたらすことだ。

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