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【観察眼】国際協力で海賊版サイトを摘発中国は知財保護の取り組みを続けていく

CRIPublished: 2023-04-01 09:16:34
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次に、中国はデジタル著作権管理(DRM)ソリューションの最も大きな市場の一つに急成長している。21~28年に中国のDRM市場は年率15.9%の伸びで成長し、20年の5.85億ドルから28年には17.7億ドルに達するだろうと予測されている。

ビジネス環境の改善は、中国国内における外国の権利者の知的財産権保護の促進にもつながっている。報道によると、21年に外国の出願人が中国で取得した発明特許の権利付与は11万件であり、前年同期比で23%増加した。商標登録は19.4万件で、前年同期比5.2%増加した。

一方で、通信技術の発展と作品の使用形態の多様化は、世界的な知的財産権保護の難しさを増大させている。特に、映画・テレビ作品の著作権をいかに保護するかは、各国の権利者を悩ませる共通の難題であり、そこでは国際協力の強化が必要である。その中での、今回の日本語アニメ海賊版サイトの取り締まりは、中国が知的財産権に関する国際条約に定められた義務を積極的に履行していることの表れであり、知的財産権を重視・愛護する法治国家としての地道な行動でもあるといえる。

3月末、日本のアニメ監督・新海誠の最新作『すずめの戸締まり』が、中国で公開からわずか3日で1000万人以上の観客を動員し、3.4億元(約65億円)の興行収入を上げた。改善が進む中国のビジネス環境で、このように大きな見返りを得る海外の権利者は増えている。

中国は今後も、知的財産権保護のための積極的な取り組みを続けていく。

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