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【観察眼】新時代にふさわしい中日関係は時代が両国に与えた重要な使命

CRIPublished: 2022-09-26 16:27:07
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第三に、地域経済の深化と発展には中日の協力が欠かせない。今年発効した「地域的な包括的経済連携(RCEP)協定」は、中日間の初の自由貿易協定となった。RCEPの受益国であると同時に、世界第2と第3位の経済大国に位置付ける中国と日本は、同協定を中軸にしたアジア太平洋経地域の済貿易協力の深化と拡大、ひいてはそのメカニズムと機能の強化と拡大を図ることは、双方の担うべき責任でもある。

第四に、感染症対策、気候変動対策などを含む公共財の提供での連携である。グローバルガバナンスには様々な課題があるが、中でも感染症と気候変動問題は人類が運命共同体であることを最も実感する共通課題と言えよう。世界的課題の解決に対して、悠久の文明を築いてきたアジアからの貢献ができるかどうか、こちらも中日の提携にかかっている。

中日国交正常化50周年は一里塚であり、それ以上に新たなスタートでもある。この節目の時に、双方は平和と友好の初心を振り返り、歴史の経験から示唆を汲み取り、チャンスとチャレンジが併存する現実から出発する必要がある。時代の移り変わりを見定めて、新時代にふさわしい中日関係を共に構築することで、成熟かつ安定し、健全で強靭な中日関係を次の50年へと繋いでいき、人類の文明に新たな貢献を果たしていく。両国に与えられた使命は重い。

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