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【観察眼】子ども向け半自動小銃、米国で国際子どもの日の“プレゼント”!?

CRIPublished: 2022-05-30 18:46:04
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それだけではなく、米国の銃器メーカーは6月1日の「国際子どもの日」を前に、子どもたちに特別な「プレゼント」を用意した。子ども向けの半自動小銃「JR-15」を発売したのである。子どもたちを引き付けるために、「JR-15」に骸骨(がいこつ)マークも付け、さらに「この銃を持っていると子どもたちは自信を持つようになる」とのPRも行っている。「JR-15」のモデルは米軍が使う自動小銃の民生型「AR-15」である。皮肉なことに、今回の銃乱射事件の21人の犠牲者はまさに「AR-15」によって殺されたのである。狂気になった米国。相次ぐ惨事から教訓を得て銃規制に取り組むどころか、子どもを銃の新たな消費者にしようとしている。もはや、銃所持を子どもから普及させる積極的な行動に出ようというのだろうか。

生命権は最大の人権である。銃暴力問題が最も深刻で、銃暴力による死者数が最も多い米国が、「人権のガーディアン」を自任する資格はあるだろうか。銃暴力問題だけでなく、アジア系、アフリカ系、ヒスパニック系などのマイノリティに対する人種差別、先住民への迫害、コロナへの対応不足によって感染・死亡者数が世界最多になったことなど、米国は人権分野で数多くの問題点を露呈してきた。これは、他国の人権問題に対する米国の非難が完全に逆恨みであり、泥棒が他人を泥棒呼ばわりするような行為だということを改めて実証している。

自国民の人権にさえ目を向けない米政府は、他国の人権に関心を持つことができるだろうか。米政府は、民衆に対して空手形を切るのを止め、米国民が真の人権と自由を享受できるよう早期に効果的な措置を講じるべきだ。

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