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【CRI時評】世界の現代化のグリーンロードをどのように進むか

CRIPublished: 2023-10-21 14:57:02
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「『グリーン・シルクロード』はわれわれが過去の袋小路から抜け出し、人類と地球に幸福をもたらす新たな道を歩むのを助けることができる。」このほど開かれた第3回「一帯一路」国際協力サミットフォーラムで、国連のグテーレス事務総長の発言が、会議に出席した代表らの共感を呼んだ。

グリーンは「一帯一路」共同建設の下地色だ。この10年間、中国は40カ国以上の150以上のパートナーと「一帯一路」グリーン発展国際連盟を設立し、32カ国と「一帯一路」エネルギー協力パートナーシップを構築し、さらに海外石炭火力発電プロジェクトを新たに建設しないことを約束した。専門家は、このことは中国が政策理念からプロジェクト設計に至るまで、世界の低炭素経済発展と持続可能な発展に重要な貢献をしていることを示していると述べた。

今回のフォーラムで、中国は質の高い「一帯一路」共同建設を支持する8項目の行動を発表したが、そのうちの1つがグリーン発展の促進だ。「一帯一路」グリーン発展国際連盟副理事長、元国連環境計画(UNEP)事務局長のエリック・ソルハイム氏は、「今後10年間、『一帯一路』関連プロジェクトは世界で最も重要なグリーンエネルギーとグリーン交通の媒体になる」との見方を示した。また、これらの新たな措置は、中国が次の段階で、共同建設国とグリーン・低炭素発展を強力に推進し、産業のグリーンモデル転換を実現することを示していると分析した。

グリーントランスフォーメーションは、まず新しいモデルの発展をもたらす。この面で、中国はすでに効果的な実践を行っている。中国は「緑の山河は金山・銀山にほかならない」という理念を堅持し、グリーン・低炭素技術の発展に力を入れ、人と自然が調和・共生する現代化建設に取り組んでいる。今回、中国が「一帯一路」グリーン発展国際連盟などのプラットフォームへの支持拡大、「一帯一路」グリーンイノベーション大会の継続開催などを提案したことは、グリーン発展の「友人の輪」をますます大きくし、共同建設国が新時代のグリーン発展を実現するのを助けるだろう。

グリーントランスフォーメーションは、発展の新たな原動力ももたらした。今回のフォーラムのグリーン発展ハイレベルテーマ別フォーラムでは、3つのグリーン発展行動計画が発表され、そのうちの1つがグリーン発展投融資協力パートナーシップだ。専門家によると、この計画はグリーンな「一帯一路」建設の中で直面している投融資のボトルネック問題を効果的に解決し、グリーン経済を資金面で支え、各国の現代化実現にも動力を注入する。

より長期的な視点から見ると、グリーントランスフォーメーションは人類共通の故郷を守るのに有益だ。今後、質の高い「一帯一路」共同建設の中で、グリーンエネルギーの発展など一連の新たな措置は、世界の省エネ・排出削減と世界の気候変動への対応に力を尽くし、人類の未来を守ることになるだろう。

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