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【CRI時評】10年は世界に大きな変化をもたらしたイニシアチブの序章である

CRIPublished: 2023-10-16 10:35:25
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17日から18日にかけて行われる第3回「一帯一路」国際協力サミットフォーラムには、全世界の140余りの国と30以上の国際機関から代表が参加する。このフォーラムが高い人気を集める大きな理由の一つは、「一帯一路」共同建設が過去10年間で世界に新たな具体的変化をもたらしてきたことにある。

「一帯一路」は全世界の発展の課題を解決するために生まれ、その最も注目すべき成果とは世界経済の成長に新たな原動力をもたらしたことだ。これまでの10年間で、「一帯一路」共同建設は3000以上の協力プロジェクトを形成し、数兆ドルの投資を喚起した。2023年6月末時点で、中国は150余りの国、30以上の国際機関と200件以上に及ぶ「一帯一路」共同建設協力文書に調印している。世界銀行の研究によると、「一帯一路」イニシアチブが完全に実施されれば、共同建設に参加している国同士の貿易は4.1%増加し、2030年までに世界全体で年間1兆6000億ドルの利益を生み出し、共同建設に参加した国々では760万人が極端な貧困から脱却すると見込まれている。

大いに歓迎される国際公共財かつ国際協力のプラットフォームとして、「一帯一路」は経済的利益だけでなく、新たなガバナンスをももたらした。中国が出資してシルクロード基金を立ち上げ、関係国と共にアジアインフラ投資銀行(AIIB)を設立して参加国への投融資のチャンネルを切り開き、世界の経済ガバナンスシステムを改善した。グリーン発展の理念をトップレベルの設計とすべてのプロセスに組み込むことで、「一帯一路」イニシアチブは国連の持続可能な開発のための2030アジェンダと深く符合し、グローバルな気候ガバナンスに新たな推進力をもたらした。

より長期的な視点から見ると、「一帯一路」共同建設は人類が共同で現代化を実現するために新たな道筋を切り開いた。「一帯一路」は共同で現代化を実現することを目標として、参加国のキャパシティー・ビルディングを支援している。発展経験の共有から、人材の共同育成まで、越境ECなどの新ビジネスの模索からマッチング発展戦略まで、中国は自らの発展によって世界に新たなチャンスをもたらし、人類が現代化に向かって歩むための道筋の選択肢を切り開いた。

「一帯一路」は世界各国の人文交流、文化の融合、人心のつながりという新局面の形成を推進し、人類文明の革新的な発展を実現する。「一帯一路」は中国で生まれ、世界に属し、全人類に恩恵を及ぼす。セルビア国民議会のオルリッチ議長が評したように、「一帯一路」は未来への道である。

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