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【CRI時評】中国から世界への特別な贈り物=杭州アジア大会が閉幕

CRIPublished: 2023-10-09 17:38:38
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「今回のアジア大会は素晴らしく、忘れがたいもので、空前の成功を収めた」――。8日夜に浙江省杭州市内で行われた第19回アジア競技大会(杭州アジア大会)の閉会式で、アジアオリンピック評議会のシン会長代理はこのように評価した。中国は16日間にわたり、「中国の特色、アジアの風采、精彩あふれる」スポーツの盛会を実現することで、世界に対する約束を果たした。世界も、このアジア最高峰の競技会を通じて、中国に対する観察と理解を前進させた。

杭州アジア大会は出場選手、開催種目の数、全体規模がいずれも過去最高を記録しただけでなく、世界記録を15回、アジア記録を37回、大会記録を170回樹立するなど、輝かしい成績を収めた。参加した45選手団のうち27選手団が金メダル、41選手団がメダルを獲得した。受賞した選手団の数もアジア大会歴代最多だった。

さらに尊いのは、杭州アジア大会の場を通じて、さまざまな国の人々が地域や人種、文化の違いを越えて、厚い友情で結ばれたことだ。競技場では、中国ボクシングの常園選手と朝鮮、インドの2人の選手が心を込めて固く抱き合った。48歳のウズベキスタンの体操の名選手チュソビチナは会場の歓声と拍手を勝ち取った。中国文化を好きになった外国メディアの記者と各国の選手は競ってアジア大会マスコットの「蓮蓮(リェンリェン)」を抱きしめた。

一つ一つの温かみあふれる姿は、アジア大会がスポーツの競技会であり、さらにそれ以上に友情の懸け橋であることを改めて証明した。国際情勢で変乱が絡み合う現在の状況にあって、杭州アジア大会が伝えた平和と団結のメッセージはとりわけ貴重であり、世界も中国の努力を容易に感じ取ることができた。

アジア大会期間中、スポーツ用具を運ぶロボット犬に始まり自動運転のスマートカーまで、競技会場内外のハイテクの要素が海外メディアから高い注目を集めた。杭州アジア大会は「スマート競技会」の運営理念を史上初めて打ち出したアジア大会として、革新を絶えず続ける現代化中国を世界に示した。

16日間という短い期間だったが、アジア大会精神は次から次に発揮された。杭州アジア大会はアジアと世界のスポーツ史に輝ける筆跡を残した。杭州アジア大会がもたらした平和、団結、包容の力は、閉会式の空を覆った星の光とともにアジアを照らし、アジア運命共同体の構築を推進する。そして世界も、中国をよりよく知り、中国をよりよく読み解くことになるはずだ。

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