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【CRI時評】中国・ホンジュラス協力の「大樹」を育てる根深ければ葉茂る

CRIPublished: 2023-06-14 10:06:55
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「新たな歴史段階の始まり」。北京時間13日朝、ホンジュラスの各大手メディアのサイトには期せずしてこの言葉が現れた。同時に、「17」という数字も頻繁に登場したが、これは中国とホンジュラスの両国首脳の立ち会いの下で双方が署名した多くの分野での協力に関する了解覚書の数だ。ホンジュラスのメディアはまた、「一帯一路」共同建設に関する了解覚書の署名が、同国に「より広大な市場とつながる発展の機会」をもたらすことになると特に言及した。

ホンジュラスは中米の重要な国であり、中国の「新たな友人」でもある。両国は今年3月26日、「一つの中国」原則に基づき国交を樹立し、ホンジュラスは中国と国交を結んだ182番目の国となった。中国の習近平国家主席は今月12日、中国を訪問したカストロ大統領と会談し、同氏の歴史的決断と揺るぎない政治的意志に「高度な称賛」を表明した。あるウォッチャーは、両国の国交樹立と首脳会談はいずれも「歴史的」であり、両国の協力に明るい未来をもたらすと指摘した。

両国の国交樹立からカストロ大統領の訪中まで3カ月にも満たなかったことは、関係発展に対する双方の強い意志の現れだ。両国の未来について、ホンジュラスのレイナ外相は、両国関係を「成長する大樹」に例え、急速かつ着実に発展し、積極的な成果を上げていると語った。カストロ大統領の訪中から判断すると、「大樹」を成長させるには、根から葉まで丁寧に育てる必要がある。

「大樹」の土台は政治的相互信頼にある。両国は「一つの中国」原則に基づいて国交樹立したのであり、これは双方の関係発展における根本的前提であり政治的基礎だ。

根がしっかりとしていれば、枝葉も豊かに育つ。両国は国交を樹立して間もないが、両国関係は「高速車線」を飛ぶように走っている。中国税関の統計によると、今年1~4月のホンジュラスからの輸入は前年同期比206%増で、伸び率は上位3カ国に入った。特に中国との国交樹立後、二国間貿易額は急速に増加した。

ホンジュラスには、中国との協力を深めたいという強い内生的原動力がある。カストロ大統領は、今回の訪中について「ホンジュラス国民の期待を背負って来た」と語った。

先ごろ訪中したホンジュラス代表団からは、永遠に中国人民の良き友人でありたいとの声が少なからず聞かれた。「一つの中国」原則に基づき、中国はホンジュラスとの関係を揺るぎなく発展させ、ホンジュラスの経済・社会の発展を揺るぎなく支持し、より多くの現実的な協力の成果により、両国の国交樹立の「功は当今にあり、利は長遠にあり」を証明する。

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