【CRI時評】一部の米国人が中国とのデカップリングを騒ぎ立てても、外資はますます中国寄りに
「全世界の投資家が中国に戻ってビジネスするのを渇望している」。英紙フィナンシャル・タイムズはこのほど、投資機関の専門家の見方を引用してこのように報じた。中国の感染症予防・抑制は8日から新たな段階に入り、全世界の投資家に力強い信念をもたらしている。外国の在中商工会議所など多くの機関が、中国と外国の人員往来やビジネス、旅行の回復が加速するとの見方を示している。
中国国内では現在、商業エリアで人流が増え、文化・観光市場が回復し、各地で重要なプロジェクトが集中的に着工し、「流動する中国」が戻ってきた。ロイターは経済学者の見方として「力強い景気回復はすぐ目の前だ」と報じた。
しかし、こうした事実を前にしても、米国には、へりくつをこねて、中国経済衰退論を唱え、中国とのデカップリング(切り離し)を騒ぎ立て、雑音を放ち続ける人がいる。新型コロナの流行が深刻だった時期に中国が取った厳格な防疫政策について、そうした人々は、外国人投資家の中国に対する信頼が低下し、ビジネスがしにくくなったと主張し、中国に「開放」を求めた。中国が時と状況に応じて防疫措置を適正化すると、そうした人々は今度は、中国における新型コロナの流行が在中外国企業にリスクをもたらすと主張した。要するに、中国が何をしようとも、そうした人々の指向は変わらず、あの手この手で産業チェーンを中国から移転させようとしているのだ。
そうした人々は3年間も騒ぎ立てたが、目的を達成することはできなかった。中国の実行ベース外資導入額は、2020年が前年比6.2%増で、21年は同14.9%増に達し、初めて1兆元の大台を突破して過去最高を記録した。22年1~11月の実行ベース外資導入額は前年同期比9.9%増で、すでに21年通年の水準を超えている。これらのデータは、中国市場が常に外資を引きつける強い力を持ち続けていることを示している。
中国での配置を続々と加速させている外資がほれ込んでいるのは、14億人余りの超大規模市場であり、中国が国連の国際標準産業分類の全ての工業分類を有していることであり、イノベーションという中国の発展をけん引する第一の原動力であり、中国が推進し続ける高水準の対外開放であり、中国の勢い良い発展の見通しだ。
それに対して、経済学者や投資家の間では、米国がリセッション