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【CRI時評】世界はどう発展すべきか、中国の回答は?

CRIPublished: 2022-11-17 15:00:53
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インドネシア・バリ島で開かれていた第17回主要20カ国・地域首脳会議(G20サミット)が16日午後、閉幕した。中国の習近平国家主席は、サミット期間中の重要演説で、「発展」をキーワードに、G20メンバーはより包摂的で、よりあまねく恩恵を及ぼす、より強靭性のある世界の発展を後押ししなければならないと提起し、共感を呼んだ。

国際通貨基金(IMF)はこのほど、2023年の世界経済成長率予測を7月時点の予測より0.2ポイント低い2.7%に引き下げた。G20バリ・サミットのテーマである「共に回復し、より強く回復する」には、人々の共通の期待が反映されている。

習主席はサミットで、非常にタイムリーかつ重要な3点を主張した。「より包摂的な世界の発展」の後押しは、各国が尊重し合い、小異を捨てて大同につき、平和的に共存し、開放型世界経済の建設を後押しすべきであり、閉鎖的・排他的になるべきではないことを意味する。「よりあまねく恩恵を及ぼす世界の発展」の後押しは、先進国が他国を心から手助けして共同発展を実現すべきであることを意味する。この方面で、中国は常に身をもって行動に移している。「より強靭性のある世界の発展」の後押しについては、「世界経済回復パートナーシップ」建設を提起し、「特に先進国は金融政策調整による負の波及効果を減らさなければならない」と強調し、その現実的な意義はとても大きい。

人類は同じ地球村に住んでおり、団結こそ力であり、分裂は活路がない。この3つの主張は、世界の持続可能な発展にエネルギーを注ぎ込み、「世界はどうなっているのか、我々はどうすべきか」という時代の課題の解決に中国の智恵を捧げるものだ。

G20バリ・サミットで発せられた「中国の声」は、再びコンセンサスを集め、世界の発展をけん引する。現代化に向けて歩み続ける中国は必ずや、世界にさらに多くのチャンスを提供し、「共に回復し、より強く回復する」を力強く後押ししていく。

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