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【CRI時評】中国国際サービス貿易交易会の「友達の輪」が拡大する理由とは

CRIPublished: 2022-09-07 10:48:35
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ロボット「バーテンダー」が調合した酒を一口飲む。仮想現実(VR)のゴーグルを着用してゴールキーパーになる。デジタル技術によってバーチャル人間に変身する……5日に閉幕した2022年中国国際サービス貿易交易会(CIFTIS)は、「未来感」に満ちた技術で来場者に忘れがたい印象を残し、全世界の企業に躍動するビジネスチャンスをもたらした。

今年のサービス貿易交易会は6日間にわたって開催され、世界トップ500社および業界をけん引する企業507社がオフラインで出展し、アラブ首長国連邦(UAE)、スイス、イタリアなど10カ国が初めて国家名義で出展した。大まかな統計によると、今回のサービス貿易交易会議で達成された各種成果は1339件で、うち最先進のイノベーション類の成果は173件だった。このことは、サービス貿易において「イノベーション」がますます重要になっていることを物語る。

デジタル経済は科学技術革新の最も活発な分野の一つであり、世界の経済成長の新たなエンジンだ。中国のデジタル経済産業の規模は長年にわたり世界第2位を維持し、世界経済と企業が喫緊に必要とする発展の動力を供給しつづけている。そして、サービス貿易交易会はその「動力ポンプ」の一つだ。

サービス貿易交易会は今年で、始まってちょうど10年を迎えた。この10年間で、中国のサービス貿易のパートナーは200の国と地域を超えた。グローバル化が逆流に遭遇し、地域紛争が多発している中で、サービス貿易交易会の「友達の輪」がますます広がっているのは、中国市場が強大な吸引力を持つだけでなく、サービス貿易交易会が中国の開放拡大、協力深化、革新をけん引する重要な窓口であり、中国が経済のグローバル化を断固として推進する決意のあらわれであるからだ。

中国の公式統計によれば、中国のサービス貿易総額は過去10年間、全世界の成長率を3.1ポイント上回る年平均6.1%で成長した。サービス貿易の規模は8年連続で世界第2位を維持し、サービス輸入額は累計4兆ドルを超えた。そして商務部は今年8月、全国版越境サービス貿易ネガティブリストの施行やグリーン・低炭素技術の輸出入拡大、国家サービス貿易革新発展モデル区の設置模索などの措置を推進すると発表した。

サービス貿易交易会の閉幕後、達成された各種成果は地に根をおろして世界に恩恵をもたらすことになる。中国が高水準の対外開放を絶えず拡大することがチャンスとなり、より多くの素晴らしい結果が次々ともたらされることになる。

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