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【CRI時評】盛況のサービス貿易会、背景には中国市場の規模の魅力が

CRIPublished: 2022-09-01 12:35:22
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8月31日に開幕した2022年中国国際サービス貿易交易会(CIFTIS、以下「サービス貿易会」)には、フォーチュン・グローバル500および国際的なリーディングカンパニーの中から400社以上がオフラインで参加し、全体の国際化率は前回より3ポイント近く上昇して20.8%に達した。サービス貿易会の高い評価は、中国の大規模な市場が持つ魅力によるものだ。

サービス貿易会のこれまでの10年は、中国のサービス貿易が急成長する10年でもある。2012年から21年にかけて、中国のサービス業の付加価値は2.49倍になり、サービスの輸出入は年平均6.1%増えて世界全体の伸び率を3.1ポイント上回り、サービス貿易の規模は8年連続で世界2位だ。今年上半期(1~6月)のサービスの輸出入総額は前年同期比21.6%増え、電気通信・コンピューター・情報サービスの輸出超過は前年同期比2.2倍で、成長の勢いが強い。「中国のサービス」が急成長した背景には、超大規模市場の優位性が一層強化されたことがある。

新型コロナウイルス感染症が世界にもたらした混乱が続いており、世界経済の回復は力強さに欠けている。新たな成長ポイントを探す上で、サービス貿易の重要性が大いに顕在化している。中国はサービス貿易会の開催を通じて、外国企業に対しては中国の大規模サービス市場に溶け込むチャンスを提供し、中国企業に対しては国際・国内の二つの市場と二つの資源を十分に活用するための展示と取引のプラットフォームを提供してきた。

この10年間、多くの企業がサービス貿易会というプラットフォームを通じて中国企業からの投資を探し当て、中国市場の扉を開き、中国の対外開放のボーナスを分かち合ってきた。これがサービス貿易会の魅力であり、中国の大規模市場の吸引力であり、中国が開放を絶えず拡大してきた成果でもある。

事実、中国が整備しようとしているのは、一つの展示会やプラットフォームに止まらず、オープンで止まることのない発展の新たな構造なのである。そうした新構造は中国経済に勢い盛んな動力をもたらしてきただけでなく、世界経済の回復にも中国のパワーを注ぎ込んでいる。

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