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【CRI時評】3月4日夜、北京冬季パラリンピックが正式開幕

CRIPublished: 2022-03-04 17:23:00
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北京は2008年の五輪夏季大会と先日閉幕した2022年冬季五輪大会を、いずれも素晴らしい大会として成功させた。北京市、世界の中で、五輪の夏季大会と冬季大会が共に開催された、世界唯一の都市でもある。その北京市が再び、スポーツに全力で取り組み自らを高めて来た選手が、自らをさらに超越するための、世界の舞台になる。国際パラリンピック委員会(IPC)のアンドリュー・パーソンズ会長は、北京冬季パラリンピックのボランティアの奉仕は細部に至るまで行き届いているとして「我々に、中国国民の熱意を本当に実感させてくれる」と評した。

選手らは「ここに来てから、ずっと楽しいです」などと言っている。米国人のテーラー・カーター選手は、「ここのハードの施設とバリアフリーは、私が出場した冬季パラリンピックでも最高です」と述べた。「ここでなら、もっと速く滑れる自信がある」――。これは、ノルウェーの障がい者アルペンスキー選手の、イェスパー・ペーターソン選手の言葉だ。

北京冬季パラリンピックでの心の通い合いと暖かさは、中国における障がい者スポーツ事業の絶え間ない発展の縮図でもある。中国政府はこのほど、障がい者スポーツの発展に関する初の白書を発表した。同白書は詳細なデーターと豊富な図によって、中国では障がい者スポーツのレベルが急速に向上しており、ますます多くの障がい者がスポーツを通じて人生の夢を実現していることを示した。

中国では冬季パラリンピック・ムーブメントの出だしが、夏季パラリンピック・ムーブメントに比べればやや遅れた。冬季パラリンピックに中国の代表団が初めて参加したのは2002年だった。しかし中国は近年、さまざまな措置を講じて障がい者のスポーツ参加を奨励している。特に北京冬季五輪・冬季パラリンピックの招致に成功してからは、ますます多くの障がい者が「3億人がウインタースポーツに参加」の運動に加わるようになった。

障がい者スポーツは、中国が障がい者の権益の尊重と保護で顕著な成果を出していることを映し出す鏡だ。「健常者は素晴らしい人生を生きることができる。障がい者も素晴らしい人生を生きることができる」、「中国は障がい者関連事業をさらに発展させ、障害者が全面的に発展し、共に裕福になることを促進する」――。中国の習近平国家主席のこれらの重要な論述は、障がい者の素晴らしい生活へのあこがれを満たし続けるための方向性を示している。

北京冬季パラリンピックでは「暖かい中国」という、中国社会の根底にあるものが、再び脚光を浴びると考えられる。障がい者スポーツ選手を激励し、「勇気、決意、激励、平等」というパラリンピックの価値観が示され、国際社会の障がい者に対する理解が促進される。より包容力がある世界の建設を推し進めることで、共に未来に向かおうではないか。

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