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【CRI時評】成長率8.1%、中国経済は引き続き世界経済の回復をけん引

CRIPublished: 2022-01-18 13:57:00
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中国国家統計局が17日発表したデータによると、2021年の中国経済は持続的・安定的に回復し、主要な目標を全面的に達成した。経済規模は110兆元を突破して114兆4000億元(約2065兆円)に達し、引き続き世界第2位で、前年比8.1%増加した。この成長率は世界の主要国の中で上位に名を連ねるものであり、中国経済の強大な靭性(じんせい)と活力を改めて世界に示した。

中国経済の持続的・安定的な回復は、主に内需が持続的に拡大し、経済成長に対する内需の寄与度は79.1%となり、中国の超大規模市場の優位性が十分に現れたことによるものだ。同時に、国内循環と国際循環の相互促進もまた中国経済の持続的な回復を後押しした。内需の拡大が輸入をけん引し、外需の開拓・発展が輸出を促した。2021年の中国の物品貿易は輸入が前年比21.5%増、輸出が同21.2%増だった。内外需の結び付きが、中国経済にさらに多くの活力を注ぎ込んだ。

世界第二の経済大国として、中国経済の持続的な回復が持つ強大な波及効果が世界経済にもたらすのは、自信や確実性だけにとどまらず、さらに重要なのはチャンスとボーナスだ。中国国家統計局の暫定的な見込みによると、2021年の世界の経済成長に対する中国の寄与度は約25%に達するという。

特筆すべきは、「中国製」が、世界の感染症との戦いに力強い防衛線を構築し、世界の、特に発展途上国の経済回復における重要な助けになったことだ。中国は2021年末までに国際社会に累計でマスク約3720億枚、防護服42億着超、検査キット84億人分を提供し、120余りの国と国際機関に新型コロナウイルスワクチン20億回分超を提供し、ワクチンの対外提供が世界最多の国になっている。

中国が直面している経済環境は相変わらず複雑で厳しいが、経済が長期的に上向くというファンダメンタルズは変わっていない。

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