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【CRI時評】「香港の民主発展」白書が発表

CRIPublished: 2021-12-21 13:46:00
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中国香港特別行政区第7期立法会選挙が順調に終了したことを受け、中国国務院報道弁公室は20日、「『一国二制度』下の香港の民主発展」と題する白書を発表した。白書は、香港の民主の発生、発展、改善の歩みを系統的に振り返り、香港の実情に則した民主制度の発展を支持するという中央政府の原則的立場を全面的に詳説。香港の民主を守り発展させているのは誰で、香港の民主を破壊し妨げているのは誰かという二つの根本的な問題について、これ以上ないほど明確な答えを示した。

歴史を振り返ると、英国は香港を植民統治した1世紀半の間、香港で民主的改革が行われるのをたびたび禁止したため、香港社会には民主と言えるものはなく、1997年に祖国に復帰してようやく、香港市民は初めて真の「主人」となり、「一国二制度」という枠組みの下で特区の自治の範囲内の事務を自ら管理できるようになった。

実践が証明しているように、中国共産党と中国政府が打ち立てた「一国二制度」の方針と香港の実情に則した民主制度は、香港市民が広い民主的権利と自由を享受するのを根本から保障している。中央政府は香港の民主の発展を推し進めるために多大な努力を続けてきた。

白書が指摘しているように、20年余りにわたる香港の民主の発展の過程において現れた主要な問題の本質は、民主が必要か否かという問題ではなく、「一国二制度」の原則を維持するかどうかという問題であり、分裂と反分裂、転覆と反転覆、干渉と反干渉の問題だ。「反中乱港(中国に反対し香港を乱す)」勢力およびその背後にある外部の敵対勢力がまさに、香港の民主の発展を妨げている元凶だ。

世界にはどこにでも適用できるような民主の標準はなく、自らの実情に即し、自らの問題を解決できる民主こそが良い民主だ。過去24年間の実践から明らかなのは、西洋式民主をやみくもに追い求めれば香港に混乱をもたらすことになるだけであり、香港の民主の発展は独自の道を歩まなければならず、「一国二制度」の方針と香港基本法に従い、「愛国者による香港管理」の原則を貫徹し、香港の実情を出発点として、法に則り秩序だって行われなければならないということだ。中央政府は永遠に、香港の民主の発展の揺るぎない主導者、支持者、推進者であり、香港全住民の根本的利益の守護者だ。いかなる外部勢力による邪魔や破壊も失敗する運命にあり、香港の民主の道は必ず、歩めば歩むほど幅広くなる。

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