日本語

【CRI時評】数秒で数百万元売り上げ、外国企業を引きつける輸入博の活力

CRIPublished: 2021-11-11 11:31:00
Share
Share this with Close
Messenger Pinterest LinkedIn

「ロシアの食品メーカーの中には、中国(の輸入博)のオンライン販売で数秒で数百万元を売り上げたメーカーもある」。ロシア紙のロシア新聞(ロシースカヤ・ガゼータ)はこのほど掲載した記事で感嘆の声を上げた。

第4回中国国際輸入博覧会(輸入博)の活力を十分に体感した企業は数社にとどまらない。成約意向額が最終的に、年間規模で707億2000万ドルに上ったことは、世界の企業の「輸入博の収穫」を示す最良の「注釈」となった。出展企業の多くが続々と「来年もまた出展したい」と表明したのもうなずける。

輸入博が毎回成功を収めているのは偶然ではない。2001年11月10日の世界貿易機関(WTO)第4回閣僚会議で中国のWTO加盟が可決された。この重要な記念日である11月10日が第4回輸入博の閉幕日と一致することには深い意味があり、そのことはまた、輸入博を、中国のWTO加盟20年が世界に恩恵をもたらすことを示す重要な窓口にしている。

中国内外の企業1000社余りが成約した200件余りの協力意向の中で、「一帯一路」沿線国が多くの注文を獲得した。後発開発途上国33カ国から約90社が出展したことで、輸入博はチャンス共有のためのプラットフォームとなった。米国企業の出展数も過去最多となる200社前後に上った。

多国籍企業にとって、中国市場の「磁力」は到底拒めないものであり、そうした「磁力」がまさに中国のWTO加盟20年による成果であることは明らかだ。世界の経済と貿易はコロナ禍の衝撃を受け、回復のためのエンジンを見つけることが当面の急務になっている。今回の輸入博の開催によって、多国籍企業はそのエンジンを見つけることができた。

中国の巨大な市場、経済回復によって生まれる巨大な需要、そして質の高い発展への転向は、世界に多くの注文を生み出し、各国にコロナ禍に打ち勝つエネルギーを注ぎ込む。

「皆が共に発展することこそが真の発展だ」。中国が掲げたグローバル発展共同体理念は、輸入博のライブ配信ルームで、デジタル化の助けを借りて、実際の行動と成果という形で進んでいる。高水準の開放を拡大し続ける中国は、世界の企業にさらに多くの「輸入博の収穫」と「中国のチャンス」をもたらすことになるだろう。

Share this story on

Messenger Pinterest LinkedIn