No.157冬季オリンピック会場の愛称を覚えよう(上)
氷上競技会場
冰立方
アイスキューブ
ここの正式名称は国家水泳センター、元々の愛称は「水立方(ウォーターキューブ)」といい、2008年8月に開催された北京オリンピックでは水泳、飛込、シンクロナイズドスイミングの会場でした。今回の冬季オリンピックではカーリングの会場として、ウォーターキューブから「氷立方(アイスキューブ)」に変身しました。
今回のオリンピックが終わったあとは多目的会場となり、シーズンに合わせて夏季と冬季それぞれのスポーツに対応します。世界初の、水上と氷上を切り替えられる会場となっています。
冰之帆
氷の帆
氷の帆、船の帆という意味です。この「冰之帆」という愛称は世界を対象とする公募を通して、昨年8月に決定しました。オリンピックタワーから見ると、大きな帆船のように見えるというのがその理由です。
「氷立方」と同じく、2008年の北京オリンピックのレガシー会場で、当時は新体操、トランポリン、ハンドボールの会場になりました。今大会では、五棵松体育館とともにアイスホッケー会場となっています。
冰菱花
氷の花
氷の花という意味。雪の結晶のことです。舞い散る雪の結晶に包まれる体育館という外観からつけられた愛称です。
2008年の北京オリンピックでは、バスケットボールのトーナメント会場でした。今大会では「冰之帆」こと国家体育館と共に、アイスホッケーのメイン会場として使われます。
冰丝带
アイスリボン
「丝带」とはシルクのリボンで、「冰丝带」でアイスリボンとなります。
「冰丝带」は、2008年の北京オリンピックでフィールドホッケー競技に使われたオリンピック・グリーン・ホッケー・フィールドと、アーチェリー競技に使われたオリンピック・グリーン・アーチェリー・フィールドの跡地に建設された、新しい建物です。国家スピードスケート館という正式名称の通り、スピードスケート競技の会場です。広大な北京オリンピック公園において、冬季オリンピック向けに新設された唯一の会場です。
建物の外周を走る光のラインはまさにリボンのよう。そのユニークなデザインで、北京冬季オリンピックのランドマークになっています。