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No.150キーワードで2021年を振り返る~社会編

CRIPublished: 2021-12-20 16:30:00
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アジアゾウのほかに、近年はイノシシやアムールトラ、ユキヒョウなど保護動物が頻繁に人が住むエリアに姿を表すようになっていますが、そこには環境保護の取り組みに成功している背景があると見られています。

容貌焦虑(róngmào jiāolǜ)ルックスに関する不安

「容貌焦虑」はネット流行語で、ルックスが重視される環境の中で、外見に自信が持てないこと、容姿に関して不安を感じている多くの人々の心境を指します。

2021年2月に、中国青年報傘下の校媒網(xiaomei.com)が全国の2063人の大学生に対して、ルックスに関する不安についてアンケート調査を行った結果、大学生の59.03%が、自身の容姿に関してある程度の不安を感じていることが分かりました。そのうち、男子学生は重度に不安を感じる人が9.09%を占め、女子学生の3.94%より明らかに多くなっていました。一方で、女子学生のほうは中度に不安を感じる人が59.67%を占め、こちらは男子学生の37.14%を上回っています。

この調査ではルックスに不安を抱える原因についての回答もあり、劣等感(53.51%)、一般的に流行する単調な美意識(51.68%)、他人からの評価を気にしすぎること(49.39%)、互いに張り合う心理(47.51%)などが不安の主な原因としてあげられています。

数字反哺(shùzìfǎnbǔ)デジタル反哺

「数字反哺」は、子供が親やその上の世代にデジタル製品の使い方を教えるという意味です。

中国では確実に高齢化が進んでいて、2020年に発表された報告では、中国の高齢者人口は2036年に4億2300万人になり、2053年には4億8700万人になると予測されています。同時に、中国社会ではデジタル化が多くの先進国を追い抜きながら進んでいます。スマホなどの普及に伴い、特に高齢者が技術的に取り残される傾向は中国にもありました。

そこで国務院弁公庁は2020年11月24日に『高齢者のスマート技術運用における困難解決のための実施方案』を公布しました。

デジタル製品やインターネットの使用だけではなく、高齢者の数が増えるにつれて、高齢者に適した社会システムやサービス、商品などが必要となります。

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