日本語

文法ノート-94

JAPANESEPublished: 2017-09-14 09:17:00
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副詞「再」

「你好」に次いでおなじみの中国語といえば「謝謝」か「再見」であろう。「再」は日本語と同じように再び、もう一度と言った意味とそれ以外にもいろいろな使い方、ニュアンスがある。今回は3つの使い方を学ぶ。

「再び」、「もう一度」という意味では、以下の言葉を日常でよく耳にする。

欢迎再来/欢迎再次光临

いずれも飲食店や物販店で、お客を送る言葉として使う。直訳すれば、「またのご来店を歓迎します」、日本なら「ありがとうございました。また、お待ちしています。(また、どうそ)」に当たる。

1)動詞の前に「再」を付け、動詞の後ろに時間を表す単語を置き、数量の増加や範囲の拡大などを表す。日本語にすると「また」、「更に」、「引き続き」といった意味。

例:疲れたので、もう少し休みましょう。

累了,再休息一下吧?

美味しかったので、もう一杯飲みましょう。

很好喝,再来一杯吧?

もう一泊泊まりましょう。

再住一天吧?

2)再を形容詞の前に付けると、その形容詞の程度が高まることを表します。

例:もう少し安くしてもらえませんか?

再便宜一点儿,好吗?

もう少しゆっくりしてください。

再慢一点儿,好吗?

もう少し急いでもらえますか。

再快一点儿,好吗?

3)動詞の「等」と呼応させ、「等~再……」の形で、「~してから」、「~した上で」という意味で使う。

例:宿題をやってから遊ぼう。

等写完作业再玩吧。

雨が止んでから出発しよう。

等雨停了再出发吧。

ご飯を食べ終わってから、デザートを食べる。

等吃完饭再吃甜品。

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