中国本土映画興行週間ランキング(2024.11.4-2024.11.10)
好評上映中の劉徳華(アンディ・ラウ)主演作『焚城(Cesium Fallout)』が、口コミ効果で2週連続1位だった『ヴェノム:ザ・ラストダンス(中国題:毒液:最後一舞)』に逆転勝ちして1位に君臨。興行収入は1.8億元(約38.5億円)に到達。劉徳華主演作が1位となったのは、2023年1月に公開された『流転の地球 -太陽系脱出計画-(原題:流浪地球2)』以来、実に1年10ヶ月ぶりとなりました。一方、12年越しに中国本土初公開を果たしたナルト映画『ROAD TO NINJA -NARUTO THE MOVIE-(中国題:火影忍者劇場版:忍者之路)』が6位に初登場、初動記録は2000万元(約4.3億円)でした。
単位:万元
~作品紹介~
【1位】焚城
監督:潘耀明
出演:劉徳華
『別叫我“賭神”(One More Chance)』(2023)や『非凡任務(Extraordinary Mission)』(2017)などの潘耀明(アンソニー・プン)監督の最新作は、放射能災害を題材にしたパニック・アクション『焚城(Cesium Fallout)』。放射能災害を描くパニック映画は中国で初めてだということです。700万人が暮らす大都市で大量の放射性物質・セシウムが漏れる事故が発生。24時間後に都市全域に広がると、700万人の命が危険になるという未曾有の危機に、専門家や消防士らが立ち向かいます。
【2位】ヴェノム:ザ・ラストダンス