中国本土映画興行週間ランキング(2023.7.24–2023.7.30)
今夏最も期待を集めるファンタジーアクション大作、実写版『封神演義(ほうしんえんぎ)』三部作の第1弾が公開2週目で1位に君臨、興行収入は10億元(約200億円)の大台を突破しました。中国のトップアイドル・王一博(ワン・イーボー)主演作『熱烈(One and Only)』が一般公開スタートし、初動記録は3.8億元(約76億円)でした。
単位:万元
~作品紹介~
【1位】封神第1部:朝歌風雲
公開日:2023年7月20日
監督:烏爾善
主演:費翔
ファンタジーアクション大作、実写版『封神演義(ほうしんえんぎ)』三部作の第1弾が公開2週目で1位となり、「封神」ブームを巻き起こしています。『封神演義』は『西遊記』と同様、中国で有名な古代神話の一つで、これまで何度も映像化されてきました。スケールの大きさから映像化が非常に難しい作品とされていますが、今回の三部作に挑戦するのは『妖魔伝 レザレクション(原題:畫皮II)』(2012)や『ソード・ロワイヤル(原題:刀見笑)』(2011)などのアクション大作で知られる烏爾善(ウー・アルシャン)監督。キャスティングは、中国を代表する俳優の一人、黄渤(ホァン・ボー)が姜子牙役を、往年のアイドル・費翔(クリス・フィリップス)が紂王役を、娜然(ナー・ラン)が妲己役をそれぞれ演じています。日本での公開は未定です。
【2位】熱烈