中国本土映画興行週間ランキング（2022.9.26–2022.10.2）
国慶節7連休の映画商戦がスタート、ニューエントリーは6本でいずれも中国映画。連休前半を制したのは、歴史上の実話をもとにした『万里帰途（Home Coming）』。コロナ禍などの影響で、初動記録は4.3億元（約87億円）にとどまり、例年と比べ映画シーンでは低迷が続いています。
単位：万元
～作品紹介～
【1位】万里帰途
監督：饒暁志
主演：張訳
国慶節7連休に公開される注目作は、劉徳華（アンディ・ラウ）と肖央（シャオ・ヤン）のW主演作『人潮汹湧（Endgame）』で知られる饒暁志（ラオ・シャオジー）監督の最新作『万里帰途（Home Coming）』。本作は歴史上の実話をもとにしたもので、戦争が勃発したヌーミア共和国で、元外交官と外交部の新人が戦火の中、中国の同胞を連れて帰国の途につく物語です。主演は、張藝謀（チャン・イーモウ）作品の『懸崖之上（Impasse）』（2021）や『狙撃手』（2022）などに出演し、現在は映画俳優として大活躍中の張訳（ジャン・イー）、トップアイドルグループTFBOYSのリーダー王俊凱（ワン・ジュンカイ）など。
【2位】平凡英雄