日本語

中国大陸部映画興行週間ランキング(2022.2.21–2022.2.27)

CRIPublished: 2022-03-04 10:42:00
Share
Share this with Close
Messenger Pinterest LinkedIn

ワンツースリーは4週にわたって、『長津湖之水門橋(BATTLE AT LAKE CHANGJIN II)』『這个殺手不太冷静(TOO COOL TO KILL)』『奇跡・笨小孩(NICE VIEW)』の3本が独占。『長津湖之水門橋(BATTLE AT LAKE CHANGJIN II)』の興行成績は40億元(約732億円)の大台に迫っています。中国公開を果たした日本映画の2022年第1弾作品は2021年の話題作『花束みたいな恋をした』で、初登場5位でした。

単位:万元

~作品紹介~

【1位】長津湖之水門橋

監督:陳凱歌

主演:呉京

『長津湖(THE BATTLE AT LAKE CHANGJIN)』(2021)から4カ月ぶりとなる続編『長津湖之水門橋(Battle At Lake Changjin II)』が4週連続1位に。抗米援朝の時期における戦役の一つ「長津湖の戦い」を背景に、中国人民志願軍が極寒の厳しい環境の中で敵との死闘を展開し戦局を逆転させたという71年前の壮絶な歴史を再現するこのシリーズですが、本作では志願軍7連の兵士たちが「新興里の戦い」と「下碣隅里の戦い」に続く新たな難ミッションに挑む様子を描いています。

【2位】這个殺手不太冷静

監督:邢文雄

主演:馬麗

春節に欠かせない存在の喜劇団体「開心麻花(カイシンマーファー)」のコメディ映画がトップ3をキープ。フランスのリュック・ベッソン監督の名作『レオン(中国題:這个殺手不太冷)』を意識させるこの新作は、三谷幸喜監督の『ザ・マジックアワー』(2008)が原案で、殺し屋映画の主演に抜てきされた俳優の魏が、映画撮影中に危機一髪の陰謀に巻き込まれていくストーリーです。

【3位】奇跡

監督:文牧野

主演:易烊千璽

『薬の神じゃない!(原題:我不是藥神)』(2018)で鮮烈な長編デビューを果たした文牧野(ウェン・ムーイエ)監督の待望の長編作第2弾『奇跡(Nice View)』が、トップ3をキープ。本作は、中国の大都会・深圳を舞台に、易烊千璽が演じる青年・景浩が妹の手術費を集めるために仲間たちと起業するサクセスストーリーです。

【4位】狙撃手

監督:張芸謀

主演:陳永勝

張芸謀(チャン・イーモウ)監督の新作『狙撃手』が、トップ5へ返り咲き。本作は張芸謀が、同じく監督として活躍中の娘、張末(チャン・モオ)と共に送り出すもので、抗米援朝時期の冷槍冷砲運動(狙撃作戦)を背景に、中国人民志願軍が米国の精鋭スナイパー部隊と死闘を展開する勇姿を描いた物語となっています。

【5位】花束みたいな恋をした

公開日:2022年2月22日

監督:土井裕泰

主演:菅田将暉有村架純清原果耶細田佳央太オダギリジョー戸田恵子岩松了小林薫

日本の2021年の話題作『花束みたいな恋をした(中国題:花束般的恋愛)』が中国公開スタート。本作は、同じく中国公開作品である『映画ビリギャル』などの土井裕泰が監督を務め、中国で大人気のドラマ『東京ラブストーリー』などの脚本家・坂元裕二が脚本を書き下ろしたもので、偶然に出会い、お互いに趣味がよく似ていたことから始まった若い男女の恋物語となっています。W主演は中国でもおなじみの、菅田将暉と有村架純の2人。

【6位】熊出没・重返地球

監督:丁亮

主演

中国東北部の山林地帯に住む熊の兄弟「熊大」と「熊二」、それに坊主頭の木こり「光頭強」とのかけがえのない日々を描く中国の名作アニメ「熊出没」シリーズの最新作『熊出没・重返地球(Boonie Bears:Back To Earth)』が好評公開中!本作はシリーズ通算8作目に当たり、ヒーローになることを夢見ていた「熊二」がひょんなことから、宇宙から降ってきた「隕石」のパワーを手に入れ、それを奪還しようと攻撃を仕掛けてくる宇宙人「阿布」と、地球を守るために対峙するストーリーとなっています。

【7位】ナイル殺人事件

監督:ケネス・ブラナー

主演:ケネス・ブラナーガル・ガドットレティーシャ・ライトアーミー・ハマーアネット・ベニングアリ・ファザルソフィー・オコネドートム・ベイトマンエマ・マッキードーン・フレンチローズ・レスリー

「名探偵ポアロ」シリーズの名エピソードで、これまで何度も映像化してきた『ナイル殺人事件(中国題:尼羅河上的惨案)』がトップ10をキープ。本作は、ケネス・ブラナーが監督と主演を務めた『オリエント急行殺人事件』(2017)の5年ぶりとなる続編で、エジプトのナイル川をめぐるクルーズ船を舞台に、名探偵エルキュール・ポアロが密室殺人の解明に挑む物語です。日本公開は2月11日から。

【8位】我們的冬奥

公開日:2022年2月19日

監督:林永長

2月20日に幕を閉じた北京冬季オリンピックにちなんだアニメ映画『我們的冬奥(Me and my winter games)』が一般公開中。本作は、オリンピック(パラリンピック)村の開村式に参加するマスコットの氷墩墩(ビンドゥンドゥン)と雪容融(シュエンロンロン)の冒険を描くもので、孫悟空や熊大、熊二など、30以上の人気キャラクターが結集しています。

【9位】四海

公開日:2022年2月1日

監督:韓寒

主演:劉昊然

2014年に『後会無期(Continent)』で鮮烈な監督デビューを果たした中国の人気作家、韓寒(ハン・ハン)の『ペガサス/飛馳人生』(2019)に次ぐ、長編監督作第4弾『四海(Leek)』が一般公開中!本作は、留守児童の少年(留守児童とは、中国の急速な経済発展を背景に、農村から都市への出稼ぎ労働者が増加する中、その労働者たちが故郷に残してきた子どものこと)である呉仁耀が、久々に帰ってきた父親とその仲間たちと共にバイクに乗って冒険の旅に出るというもの。

【10位】レイニーデイ・イン・ニューヨーク

公開日:2022年2月25日

監督:ウディ・アレン

主演:ティモシー・シャラメエル・ファニングセレーナ・ゴメスジュード・ロウディエゴ・ルナリーヴ・シュレイバー

数々の名作を世に送り出してきたウディ・アレン監督の2019年の話題作『レイニーデイ・イン・ニューヨーク(中国題:紐約的一個雨天)』が約2年半越しにようやく中国に登場。本作はNYマンハッタンを舞台にしたウディ・アレン色の強いラブコメで、ロマンチックなひとときを過ごそうとする若いカップルが、次から次へと思わぬ事態に巻き込まれる様子を描いています。主演には、中国で「甜茶(スイートティー)」の愛称で親しまれ、『君の名前で僕を呼んで』や『DUNE/デューン砂の惑星

Share this story on

Messenger Pinterest LinkedIn