中国大陸部映画興行週間ランキング(2021.11.15–2021.11.21)
監督:別克
主演:白百何
独身女性の生活の実態をテーマに、大都会で一人暮らしをする女性と、彼女を狙う男性たちを描く社会派サスペンス『門鎖(Door Lock)』が初登場2位。ヒロインを演じているのは『捉妖記(Monster Hunt)』や『滚蛋吧白百何!腫瘤君(Go away Mr. tumour)』でトップ女優の座を不動のものにした白百何(フェイ・バイ/バイ・バイハー)で、共演は『被光抓走的人(Gone With The Light)』や『合法伴侶(Special Couple)』などの白客(バイ・カー)と、人気女優のファン・ビンビンの実弟として知られる男性アイドルの范丞丞(ファン・チョンチョン)。メガホンを取る別克(オルセンベック・ベイセンベイ)は、カザフ族出身の映画監督兼脚本家で、2017年に制作した短編映画『拯救(サルベーション)』が国内で数々の賞を取ったほか、同年のカンヌ国際映画祭やサンダンス映画祭にも選ばれました。本作は、別克(オルセンベック・ベイセンベイ)監督の銀幕デビュー作として期待されています。
【3位】鉄道英雄
監督:楊楓
主演:張涵予
1935~1945年の間に、日本軍の侵略に抵抗するために山東省南部地域の鉄道の線路を中心に暗躍した「鉄道ゲリラ」の実話を元に制作された歴史戦争アクション『鉄道英雄(Railway Heroes)』が11月19日に一般公開スタート。当時、「鉄道英雄」と称された実在の人物、洪振海や王志勝、杜季偉、劉金山などを演じているのは、『中国医生(Chinese Doctors)』(2021)などの張涵予(チャン・ハンユー)、『来都来了』(2021)などの范偉(ファン・ウェイ)、『金剛川(Jingang Chuan)』(2020)などの魏晨(ウェイ・チェン)、『六人晩餐(Youth Dinner)』などの兪灝明(ユー・ハオミン)という、そうそうたる顔ぶれです。メガホンを取っているのは、戦争歴史映画を数多く制作してきた楊楓(ヤン・フォン)監督です。
【4位】梅艶芳
監督:梁楽民
主演:王丹妮
かつて香港のトップスターであった女優で歌手の梅艶芳(アニタ・ムイ)の生涯を描く伝記映画『梅艶芳(ANITA)』がトップ5をキープ。主演は、面影が梅艶芳(アニタ・ムイ)によく似ている新人女優でモデルの王丹妮(ルイーズ・ウォン)。古天楽(ルイス・クー)や林家棟(ラム・カートン)、楊千嬅(ミリアム・ヨン)など香港の名優たちが脇を固めています。日本公開は未定です。
【5位】長津湖