中国大陸部映画興行週間ランキング(2021.10.4–2021.10.10)
監督:呉京
主演:呉京
2019年の国慶節に合わせて公開された『愛しの母国(原題:我和我的祖国)』、2020年の国慶節に合わせて公開された『愛しの故郷(原題:我和我的家郷)』に続き、今年の国慶節にはシリーズ最新作にあたる『我和我的父輩(直訳:私と私の父親)』がトップ3をキープ。シリーズ通して「家国情懐」(正義感や結束力、愛国心などを強く思う気持ち)がテーマになっていますが、本作は特に家族や親子の絆を中心に据え、社会の発展や改革の推進などに献身的に取り組む中国人の群像を描いています。前2作品と同様、本作も複数の監督による独立した物語で構成されるオムニバス形式で、4つの短編からなっています。人気スターの呉京(ウー・ジン)、章子怡(チャン・ツィイー)、徐崢(シュー・ジェン)、沈騰(シェン・タン)の4人が各作品で監督と主演を務めています。
【3位】五個撲水的少年
監督:宋灝霖
主演:辛雲来
中国版『ウォーターボーイズ』が、初のトップ3入を果たしています。『赤狐書生(Soul Snatcher)』(2020)などの宋灝霖(ソン・ハオリン)監督がメガホンを取り、主演は辛雲来(シン・ユンライ)、馮祥琨(フォン・シャンクン)、李孝謙(リー・シャオチェン)、呉俊霆(ウー・ジュンティン)、王川(ワン・チュアン)、辛柏青(シン・バイチン)といったフレッシュな顔ぶれです。日本版と同様の設定で、中国の高校を舞台に5人の男子生徒がひょんなことからシンクロナイズドスイミングの世界に飛び込むことになる様子を描いています。日本公開は未定です。
【4位】皮皮魯与魯西西之罐頭小人
公開日:2021年9月30日
監督:于飛
主演:洪悦熙
有名な児童文学『皮皮魯与魯西西』がついに映画化。本作は、双子の兄妹である皮皮魯(ピピル)と魯西西(ルシシ)が缶詰の中に潜む小人と出会い、奇想天外な冒険を始める物語となっています。
【5位】大耳朶図図之霸王龍在行動