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中国大陸部映画興行週間ランキング(2020.8.10–2020.8.16)

CRIPublished: 2020-08-20 16:18:00
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全国の大半の映画館では入場者数の制限を座席数の50%まで引き上げる動きがあり、興行収入も徐々に回復の兆しを見せています。1位をゲットしたのは18年ぶりとなる再上映を果たした『ハリー・ポッターと賢者の石(中国題:哈利·波特与魔法石)』、週間成績は7683万元(約11.78億円)でした。

単位:万元

~作品紹介~

【1位】ハリー・ポッターと賢者の石

公開日:2002年1月31日

再上映日:2020年8月14日

監督:クリス・コロンバス

主演:ダニエル・ラドクリフルパート・グリントエマ・ワトソンジョン・クリーズロビー・コルトレーンリチャード・グリフィスリチャード・ハリスイアン・ハートジョン・ハートアラン・リックマンフィオナ・ショウ

『ハリー・ポッター』シリーズの1作目が中国で4K 版として再上映スタート。2002年の公開当時、日本では203億円の興行収入を叩き出し、現在でも『千と千尋の神隠し』『タイタニック』『アナと雪の女王』『君の名は。』に次ぐ歴代5位を誇る本作ですが、実は同年の中国での興行収入はわずか1億元(約15億円)でした。

【2位】インターステラー

公開日:2014年11月12日

再上映日:2020年8月2日

監督:クリストファー・ノーラン

主演:マシュー・マコノヒーアン・ハサウェイジェシカ・チャステインビル・アーウィンエレン・バースティン

『ダークナイト』シリーズや『インセプション』などのクリストファー・ノーラン監督の2014年の話題作『インターステラー(中国題:星際穿越)』がトップ3をキープ。食糧不足や環境の変化によって人類滅亡の危機が迫る中、人類を救うミッションに挑む男とその娘のかけがえのない日々を描くSFドラマ。一方、ノーラン監督の待望の新作『TENET テネット(中国題:信条)』はいよいよ9月4日に中国に上陸します。

【3位】1917命をかけた伝令

公開日:2020年8月7日

監督:サム・メンデス

主演:ジョージ・マッケイディーン=チャールズ・チャップマンマーク・ストロングアンドリュー・スコットリチャード・マッデンクレア・デバークコリン・ファースベネディクト・カンバーバッチ

第一次世界大戦を舞台にした米英合作による2019年の戦争大作『1917命をかけた伝令(中国題:1917)』が中国でトップ3をキープ。第一次世界大戦の最前線に赴いた2人の若きイギリス兵のある1日を全編ワンカットに見えるように密着して追い掛ける実験的な作品でもあります。

【4位】誤殺

公開日:2019年11月29日

監督:柯汶利

主演:肖央

8ヶ月間にわたるロングラン上映となった社会派サスペンス『誤殺(Sheep Without a Shepherd)』。インド映画のリメイクで、タイを舞台に家族を守るため悪の勢力と戦う父親の姿を描いています。主演は『唐人街探案(Detective Chin Tang)』シリーズにも抜てきされた筷子兄弟(チョップスティックスブラザーズ)の肖央(シャオ・ヤン)。マレーシア出身の若手・柯汶利(サム・クワー)監督がメガホンを取っています。

【5位】バッドボーイズフォー・ライフ

公開日:2020年8月14日

監督:アディル・エル・アルビビラル・ファラー

主演:ウィル・スミスマーティン・ローレンスヴァネッサ・ハジェンズアレクサンダー・ルドウィグチャールズ・メルトンパオラ・ヌニェスケイト・デル・カスティーリョニッキー・ジャムジョー・パントリアーノ

マイアミ市警で働く二人の黒人刑事、マイク&マーカスの活躍を描く「バッドボーイズ」シリーズ、前作から17年ぶりとなる3作目『バッドボーイズフォー・ライフ(中国題:絶地戦警:疾速追撃)』がいよいよ中国公開スタート!シリーズを通してウィル・スミスとマーティン・ローレンスの名コンビが主演を務め、監督は前2作のマイケル・ベイから、ベルギー出身のアディル・エル・アルビとビラル・ファラーの2人にバトンタッチ。今作は、引退を真剣に考えていたマーカスにマイクが共同捜査を依頼する物語。2人が挑むラストケースは一体どうなるのでしょうか。同作は2020年1月に米国と日本で順次公開されました。

【6位】ドクター・ドリトル

公開日:2020年7月24日

監督:スティーヴン・ギャガン

主演:ロバート・ダウニー・Jr アントニオ・バンデラスマイケル・シーンジム・ブロードベントトム・ホランドセレーナ・ゴメスジョン・シナクメイル・ナンジアニラミ・マレックカルメン・イジョゴ

『ドクター・ドリトル(中国題:多力特的奇幻冒険)』がトップ10をキープ。本作はこれまで何度も映画化されたヒュー・ロフティングの児童文学『ドリトル先生』が原案の最新映画です。日本では6月19日に公開されました。

【7位】八佰

公開日:2020年8月21日

監督:管虎

主演:張訳

『ロクさん(原題:老炮児)』(2015)や『殺生』(2012)などで知られる管虎(グェン・フー)監督の最新作『八佰(The Eight Hundred)』が先行上映実施中。昨年夏に公開される予定でしたが、ようやく1年越しの一般公開が実現。本作は、1937年8月13日から始まった中日間の初の大型会戦である淞滬会戦を背景に、四行倉庫を守るため4日間にわたって敵と死闘する800人の壮士の姿を描くものです。キャスト陣には張訳(チャン・イー)や王千源(ワン・チェンユエン)、姜武(ジャン・ウー)、杜淳(ドゥー・チョン)など中堅俳優が勢ぞろいしています。この戦争の壮絶さと戦場の壮大さを表現するため、制作会社は1年半をかけて蘇州で68棟の建物と200メートルの川を中心とした13万平米ほどの撮影所を設置したということです。また、この作品はアジア初の試みとして全編が最先端のIMAXカメラで撮影されており、迫力満点の戦争シーンは必見です。

【8位】フォードvsフェラーリ

公開日:2020年8月7日

監督:ジェームズ・マンゴールド

主演:マット・デイモンクリスチャン・ベール

1966年のル・マン24時間レースをめぐる実話に基づいた2019年の伝記映画『フォードvsフェラーリ(中国題:極速車王)』が中国上映中。ハリウッドの名優マット・デイモンとクリスチャン・ベイルによる競演が見どころで、『LOGAN/ローガン』などのジェームズ・マンゴールドがメガホンを取っています。本作は、2019年10月28日から11月5日に開催された第32回東京国際映画祭の特別招待作品に選ばれたほか、2020年1月10日に日本で一般公開されました。

【9位】ソニック・ザ・ムービー

公開日:2020年7月31日

監督:ジェフ・ファウラー

主演:ジェームズ・マースデンベン・シュワルツティカ・サンプターナターシャ・ロスウェルニール・マクドノーアダム・パリージム・キャリー

セガゲームス開発のビデオゲーム「ソニック・ザ・ヘッジホッグ」シリーズを原案とするアドベンチャーファンタジー『ソニック・ザ・ムービー(中国題:刺猬索尼克)』が中国で公開中。本作はCGアニメと実写を融合させたスタイルで制作されたもので、地球で新生活を始めたソニックが友人らと共に、宿敵であるドクター・ロボトニック(ドクター・エッグマン)から世界を守る物語を描いています。日本では2020年6月26日から上映中です。

【10位】哪吒之魔童降世

公開日:2019年7月26日

再上映日:2020年7月20日

監督:餃子

主演:呂艶婷

2019年年間1位をゲットした話題の国産アニメ大作『哪吒之魔童降世

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