中国大陸部映画興行週間ランキング（2020.4.20–2020.4.26）

公開中の作品が6本にまで減少したことで、週間ランキングも6位までとなりました。1位をゲットしたのは、中国兵士の実話に基づいて制作されたCGアニメ映画『士兵調溜：兵王争鋒（The Hero Battle）』。国産アニメが週間首位を獲得したのは、昨年7月26日に公開された大ヒット作品『哪吒之魔童降世（NE ZHA）』以来、9ヶ月ぶりです。

単位：万元

～作品紹介～

【1位】士兵調溜：兵王争鋒

公開日：2020年1月17日

監督：廬徳響

中国の精鋭部隊に所属する若手兵士「調溜君」の実話に基づいて制作されたCGアニメ映画『士兵調溜：兵王争鋒（The Hero Battle）』が初の週間1位に。

【2位】動物特工局

公開日：2020年1月3日

監督：張志一（ジャン・ヂィーイー）ギヨーム·イヴェルネル

主演

2019年5月にアヌシー国際アニメーション映画祭審査委員会の推薦により、カンヌ国際映画祭のスペシャル部門「Annecy Goes to Cannes Animated features」に登場し、2019年6月に上海国際映画最優秀アニメ映画賞へのノミネートを果たした中仏合作のアニメ映画。動物の世界を揺るがす大事件を解決するため、エージェントとして活躍する猫とネズミが手を組んで真相究明に挑む冒険活劇です。劇中音楽の制作には日本からX JAPANのYOSHIKIが参加。

【3位】武聖関公

公開日：2020年1月11日

監督：蔡志忠

『老子』、『荘子』、『論語』、『孫子の兵法』など中国の古典を題材としたマンガを数多く手がけてきた台湾出身の漫画家・蔡志忠（ツァイ・ジージョン）が監督を務める国産アニメ『武聖関公（God of War Kuan Kuong）』。『三国志』で知られる「関羽」の活躍を描いたもので、「桃園三結義（桃園の誓い）」や「温酒斬華雄」「過五関斬六将」「単刀赴会」「水淹七軍」などの名場面が満遍なく紹介されています。

【4位】海林都

公開日：2019年11月21日

監督：彭軍

主演：トゥメンバヤル高伊罕

上海の孤児が大草原で蒙古族の女性に育てられ立派な男に成長していくという感動的な物語が彭軍（ポン・ジュン）監督のメガホンにより映画化。タイトルの「海林都」とは、モンゴル語で愛の歌という意味です。

【5位】利刃破氷

公開日：2019年12月25日

監督：彭發

主演：張子健（ジャン・ズージェン）王雨甜（ワン・ユーティエン）瀋保平（シェン・バオピン） Pawalit Mongkolpisit

昨年12月25日に公開された『利刃破氷（ICE BREAKING）』がトップ5入りを果たしました。本作は敏腕警察・林浩然率いるチームが麻薬犯罪と戦う様子を描くポリス・アクションで、香港のパン・ブラザーズの一人、彭發（ダニー・パン）がメガホンを取っています。タイの俳優、パワリット・モングコンピシット（Pawalit Mongkolpisit）も出演。

【6位】寵愛

公開日：2019年12月31日

監督：楊子

主演：于和偉

6組のカップルと彼らが飼うペットとのかけがえのない日々を描くオムニバス・ラブコメ映画『寵愛