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中国大陸部映画興行週間ランキング(2018.12.3–2018.12.9)

CRIPublished: 2018-12-14 10:29:00
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全世界のスーパーヒーローファン待望の超大作『アクアマン(中国題:海王)』が1位に君臨。初動記録は7億元に迫り、わずか3日間で『ジャスティスリーグ』や『マン・オブ・スティール』などDCコミックスのヒーロー映画の中で最高の中国興行記録を樹立。この記録がどこまで広がるのか楽しみです。

単位:万元

~作品紹介~

【1位】アクアマン

監督:ジェームズ・ワン

主演:ジェイソン・モモアアンバー・ハードウィレム・デフォーパトリック・ウィルソンドルフ・ラングレンニコール・キッドマン

全世界のスーパーヒーローファン待望の超大作。DCコミックスのヒーロー、アクアマンが主人公の映画シリーズ第1弾がいよいよこの12月7日に中国公開スタート!中国ですでに「海王」の愛称で呼ばれているジェイソン・モモア演じるアクアマンは、昨年のクロスオーバー作品『ジャスティス・リーグ』にも登場していたため、本作はそのスピンオフ作品とも言えます。海底帝国アトランティスの王女を母に持ち、人間の血も引くアクアマンが、人類を守るためにアトランティスとの戦いに身を投じていく様子を描いています。メガホンをとっているのが、世界的大ヒットを記録した『ワイルド・スピード SKY MISSION』などで知られるマレーシア出身のジェームズ・ワン監督であるため、期待がかかっています。共演にはアンバー・ハード、ウィレム・デフォー、ニコール・キッドマンなど人気キャストが勢ぞろい。日本公開は2019年2月8日の予定です。

【2位】無名之輩

監督:饒暁志

主演:陳建斌

饒暁志(ラオ・シャオチー)監督の舞台劇『蠢蛋』を、ラオ監督本人が映画化した『無名之輩(A Cool Fish)』がロングヒット中。本作は社会の下層を力強く生き抜く「無名之輩」(一介の民)たちが、ある強盗事件をきっかけに現実と果敢に向き合っていく姿を描いた群像喜劇です。

【3位】ヴェノム

公開日:2018年11月2日

監督:ルーベン・フライシャー

主演:トム・ハーディミシェル・ウィリアムズリズ・アーメッドスコット・ヘイズリード・スコット

ダークヒーローを主人公とするマーベルコミックの異色大作『ヴェノム(中国題:毒液:致命守護者)』が中国で記録的なヒットを達成中。今作の主人公として登場するのは、スパイダーマンの宿敵として知られる人気キャラクター「ヴェノム」。サム・ライミ監督作『スパイダーマン3』にも敵役として登場していますが、今作ではその誕生秘話として、正義感に突き動かされて秘密の人体実験の取材を進めるジャーナリストのエディ・ブロックが地球外生命体に寄生され「ヴェノム」と化すまでの様子を描いています。日本公開は11月2日でした。

【4位】シュガー・ラッシュ:オンライン

監督:リッチ・ムーアフィル・ジョンストン

主演:ジョン・C・ライリーサラ・シルバーマンジャック・マクブレイヤージェーン・リンチ諸星すみれ

アーケードゲームが題材のアニメ映画シリーズ『シュガー・ラッシュ』の第2弾が中国で好評公開中。故障により廃棄処分の危機が迫ったアーケードゲーム「シュガー・ラッシュ」を救うため、主人公のラルフとヴァネロペがゲームの世界から飛び出し、インターネットの世界で刺激的な新たな冒険を始める様子を描くものとなります。日本公開は12月21日の予定です。

【5位】ジョニー・イングリッシュアナログの逆襲

監督:デビッド・カー

主演:ローワン・アトキンソンベン・ミラーオルガ・キュリレンコジェイク・レイシーエマ・トンプソン

イギリスの人気コメディアン、ローワン・アトキンソン主演のスパイアクションコメディ「ジョニー・イングリッシュ」の7年ぶりとなるシリーズ第3作がトップ5をキープ。中国では「Mr.ビーン」(憨豆先生)として根強い人気を誇るローワン・アトキンソンの主演作ということで、同シリーズのタイトルまでが「Mr.ビーン」を意識した「憨豆特工」として定着しています。今作では、隠居をしていたアナログ人間のジョニー・イングリッシュが、目まぐるしく進歩する最先端技術によるサイバー犯罪の黒幕を暴いていく姿を描いています。

【6位】狗十三

公開日:2018年11月23日

監督:曹保平

主演:張雪迎

2014年にすでに完成したものの、一般公開には至らずにいた曹保平(ツァオ・バオピン)監督の『狗十三(Einstein and Einstein)』が、いよいよこの12月に一般公開される運びとなりました。2015年に『烈日灼心(The Dead End)』、2016年に『追凶者也(Coke and Bull)』など話題の社会派作品を次々に発表してきた曹保平(ツァオ・バオピン)監督の作品だけあって、大きく期待されています。本作は親子の絆をテーマに、「離婚家族」を生きる13歳の少女の揺れる心を描いた繊細な作品となっています。

【7位】アドリフト

公開日:2018年12月7日

監督:バルタザール・コルマウクル

主演:シャイリーン・ウッドリーサム・クラフリン

壮大なパニック映画を思わせる中国題とポスターで注目を集めている『アドリフト(中国題:驚濤颶浪)』ですが、その内容は実はシャイリーン・ウッドリーとサム・クラフリンW主演の恋愛映画。フィアンセと共に船でタヒチからサンディエゴまでの旅をしていた女性が海で遭難した実話に基づいて制作されたものです。ロマンチックな旅が一転してサバイバルになってしまい、2人は果たして無事に帰ることができるのでしょうか。日本公開は未定。

【8位】102 Not Out

監督:ウメーシュ・シュクラー

主演:アミターブ・バッチャンリシ・カプールジミト・トリヴェーディー

中国で公開中のインド映画の新作は、102歳のおじいさんが世界長寿記録にチャレンジする姿と、その75歳の息子との日々を描いたコメディ。この「年寄り親子』を演じているのはかつて一時代を築いたインドの大スター、アミターブ・バッチャンとリシ・カプールで、二人は今作で27年ぶりの共演を実現しました。

【9位】ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生

公開日:2018年11月16日

監督:デビッド・イェーツ

主演:エディ・レッドメインキャサリン・ウォーターストンアリソン・スドルクダン・フォグラーエズラ・ミラー

『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』の2年ぶりとなる待望の続編『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生(中国題:神奇動物:格林徳沃之罪)』がトップ10をキープ!今回の続編では、ダンブルドア先生から特命を受けたニュートが、前作にも登場した仲間たちを集め、強大な魔法使いグリンデルバルドの行方を追うストーリーとなっています。前作の主演陣が全員続投したほか、若き日のダンブルドア役としてジュード・ロウが新たにキャスティングされています。監督は前作に続きデビッド・イェーツ。日本でも11月23日から公開中。

【10位】クレイジー・リッチ!

公開日:2018年11月30日

監督:ジョン・M・チュウ

出演:コンスタンス・ウーヘンリー・ゴールディングジェンマ・チャンリサ・ルーオークワフィナ楊紫瓊

ハリウッドのメジャースタジオの作品ながらも主演に全員アジア系キャストを起用し、全米でアジア・ブームを巻き起こした今年話題のラブコメ『クレイジー・リッチ!

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