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中国大陸部映画興行週間ランキング(2018.11.12–2018.11.18)

CRIPublished: 2018-11-23 08:44:00
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洋画がワンツー独占!マーベルコミックのダークヒーロー映画『ヴェノム(中国題:毒液:致命守護者)』が2週連続1位。2週目になっても人気が衰えず、トータル収入は14億元に到達しました!一方で、2016年に大ヒットを記録した『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』の2年ぶりとなる待望の続編『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生(中国題:神奇動物:格林徳沃之罪)』が公開スタート、2位スタートながらも初動記録は2億元を突破。

~作品紹介~

【1位】ヴェノム

監督:ルーベン・フライシャー

主演:トム・ハーディミシェル・ウィリアムズリズ・アーメッドスコット・ヘイズリード・スコット

ダークヒーローを主人公とするマーベルコミックの異色大作『ヴェノム(中国題:毒液:致命守護者)』が中国で2週連続1位をゲット!今作の主人公として登場するのは、スパイダーマンの宿敵として知られる人気キャラクター「ヴェノム」。サム・ライミ監督作『スパイダーマン3』にも敵役として登場していますが、今作ではその誕生秘話として、正義感に突き動かされて秘密の人体実験の取材を進めるジャーナリストのエディ・ブロックが地球外生命体に寄生され「ヴェノム」と化すまでの様子を描いています。日本でも11月2日から公開中。

【2位】ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生

監督:デビッド・イェーツ

主演:エディ・レッドメインキャサリン・ウォーターストンアリソン・スドルクダン・フォグラーエズラ・ミラー

『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』の2年ぶりとなる待望の続編『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生(中国題:神奇動物:格林徳沃之罪)』が中国公開スタート!「ファンタスティック・ビーストと魔法使い」シリーズは、J・K・ローリングが自身の代表作である「ハリー・ポッター」シリーズに続く新たな物語として脚本を執筆した最新シリーズで、「ハリー・ポッター」にも登場したホグワーツ魔法魔術学校の指定教科書『幻の動物とその生息地』の編纂者である魔法動物学者ニュート・スキャマンダーの大冒険を描くものとなっています。今回の続編では、ダンブルドア先生から特命を受けたニュートが、前作にも登場した仲間たちを集め、強大な魔法使いグリンデルバルドの行方を追うストーリーとなっています。前作の主演陣が全員続投したほか、若き日のダンブルドア役としてジュード・ロウが新たにキャスティングされています。監督は前作に続きデビッド・イェーツ。日本公開は11月23日の予定です。

【3位】無名之輩

公開日:2018年11月16日

監督:饒暁志

主演:陳建斌

饒暁志(ラオ・シャオチー)監督の舞台劇『蠢蛋』が、ラオ監督本人の手で映画化を実現!本作は社会の下層を力強く生き抜く「無名之輩」(一介の民)たちが、ある強盗事件をきっかけに現実と果敢に向き合っていく姿を描いた群像喜劇です。主演俳優の陳建斌(チェン・ジェンビン)は、昨年の第51回台湾アカデミー=金馬奨で、自ら監督と主演を務めた映画『一個勺子』により最優秀で新人監督賞および最優秀主演男優賞を、『軍中楽園』により最優秀助演男優賞を総なめにした快挙を成し遂げ、話題となりました。そのため、『一個勺子』に次ぐ主演作ということでも、本作は大きく期待されています。ヒロイン役を演じている任素汐(レン・スウシー)は、喜劇団体「開心麻花」の喜劇映画『驢得水(Mr. Donkey)』(2016)で頭角を現した女優で、今年は主演映画『提着心,吊着胆(Absurd Accident)』が一般公開されたり、湖南衛星テレビの人気リアリティ番組『幻楽之城』で印象的な演技を披露したりと女優活動に精力的になっています。話題性満点の主演陣によるドタバタ喜劇は見逃せません。

【4位】名探偵コナンゼロの執行人

監督:立川譲

主演:高山みなみ山崎和佳奈小山力也古谷徹茶風林

今年4月に日本で封切られ、記録的なヒットとなった『名探偵コナンゼロの執行人』が「名偵探柯南零的執行人」の中国題で公開中。「名探偵コナン」の劇場版シリーズは1997年に公開が始まり、今作で22作目。ハイテクを駆使した犯罪が登場するほか、取り扱う事件も単純な殺人事件から、より複雑な権力争いといったものになっています。吹替えキャストには、李世栄(リー・シーロン)、張杰(チャン・ジエ)、季冠霖(ジー・グエンリン)、藤新(テン・シン)など、『名探偵コナン』シリーズ中国語版のレギュラー陣が続投するほか、今年大注目を浴びた少女系アイドル、リアリティ番組『創造101』出身の李子璇(リー・ズーシュエン)や、若手役者の郭月(グオ・ユエ)馬栗(マー・リー)らが新たに抜てきされています。

【5位】你好,之華

公開日:2018年11月9日

監督:岩井俊二

主演:周迅

岩井俊二監督の手による待望の初中国映画『你好,之華(Last Letter)』がトップ5をキープ。内容は、中国題とは違った趣の英語タイトル「Last Letter」からも分かる通り、岩井監督自身のかつての名作『Love Letter』を思わせるもので、ヒロインの袁之嵐が姉の代わりに出席した同窓会で中学時代に思いを寄せていた男性と再会し、手紙での交流を始めるという、センチメンタルなラブストーリーです。

【6位】恐龍王

公開日:2018年11月10日

監督:施雅雅

中国国産の恐竜アニメ映画が公開2週目で6位にランクアップ。白亜紀末期の中国大陸を舞台に、ティラノサウルス親子の絆と成長を描くアドベンチャーコメディです。

【7位】ワイルド・ストーム

監督:ロブ・コーエン

主演:トビー・ケベルマギー・グレイスライアン・クワンテンラルフ・アイネソンメリッサ・ボローナ

巨大ハリケーンの中で6億ドルもの現金強奪計画を企てる悪党たちを描いた犯罪アクション『ワイルド・ストーム(中国題:颶風奇劫)』が中国で公開中。メガホンをとっているのは『ワイルド・スピード』『トリプルX』のロブ・コーエン監督で、『コントロール』『ロックンローラ』のトビー・ケベルと『96時間』のマギー・グレイスが主演を務めています。

【8位】くるみ割り人形と秘密の王国

監督:ラッセ・ハルストレムジョー・ジョンストン

主演:マッケンジー・フォイキーラ・ナイトレイエウヘニオ・デルベスマシュー・マクファディンリチャード・E・グラント

チャイコフスキー作曲のバレエ作品で広く知られる「くるみ割り人形」を原案にしたディズニー実写映画『くるみ割り人形と秘密の王国(中国題:胡桃挟子和四個王国)』が中国で上映中。くるみ割り人形に導かれ、誰も知らない秘密の王国に迷い込んだ少女クララの壮大な冒険を描くもので、主人公クララ役を演じるのは、子役時代に『トワイライト』シリーズや『インターステラー』に出演した17歳の若手女優、マッケンジー・フォイ。日本公開は、2018年11月30日の予定。

【9位】ボブという名の猫幸せのハイタッチ

公開日:2018年11月2日

監督:ロジャー・スポティスウッド

主演:ルーク・トレッダウェイルタ・ゲドミンタスジョアンヌ・フロガットアンソニー・ヘッドキャロライン・グッドオール

ロンドンのストリート・ミュージシャンが一匹の野良猫との出会いによって再生していく姿を描いたベストセラー・ノンフィクション『ボブという名のストリート・キャット』の映画化作品が中国で好評上映中。『007トゥモロー・ネバー・ダイ」のロジャー・スポティスウッド監督がメガホンをとっており、主演は『アタック・ザ・ブロック』『タイタンの戦い』のルーク・トレッダウェイ、猫のボブ役にはなんと本物のボブが出演しています。本作は英国で2016年に、日本では2017年に公開されました。

【10位】スモールフット

公開日:2018年10月19日

監督:キャリー・カークパトリック

主演:チャニング・テイタムジェームズ・コーデンゼンデイヤコモンレブロン・ジェームズ

大きな体の生き物、イエティのミーゴと人間たちの絆を描いたファンタジーアニメがトップ10への返り咲きを果たしました。吹替えキャストには、『キングスマンゴールデン・サークル』などに出演した人気俳優のチャニング・テイタム、英国の人気スター、ジェームズ・コーデン、『グレイテスト・ショーマン』の人気女優、ゼンデイヤらが起用されています。日本では10月12日から公開中。

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