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【娯楽中国語】映画のキャッチコピーに学ぶ⑮2019お正月映画特集

CRIPublished: 2019-02-25 10:04:00
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映画ポスターの「キャッチコピー」に注目したことはありますか?中国では近年になって見かけるようになりました。短い言葉に映画の魅力が凝縮され、中には「これ観たい!」と思わせるだけの名文句もあります。中国語のキャッチコピーへの理解は、日本の皆さんにとって中国語を知るための良き教材となることでしょう!

今月は、2019年2月5日(旧暦元日)に公開された話題のお正月映画をピックアップしてご紹介します。

キャッチコピー:渤君一笑喜气腾腾

日本語訳:君が笑うなら何でもやってみせる幸せ一杯の時間を君と……

寧浩(ニン・ハオ)監督のお正月映画『瘋狂的外星人(Crazy Alien)』から。中国の四字熟語「博君一笑」と「喜气洋洋」に、主演の2人、黄渤(ホァン・ボー)と瀋騰(シェン・タン)の名前からそれぞれ一字を取ってアレンジしたものとなっています。「博君一笑」は「君が笑えるように……」「君が笑顔を見せてくれるためなら……」という意味で使われ、「喜气洋洋」はめでたい雰囲気や喜びに溢れる様子を表現する言葉です。まさに、お正月映画にぴったりのめでたいフレーズと言えるでしょう。

キャッチコピー:笑到起飞燃到爆炸

日本語訳:飛んじゃうくらい笑っちゃえ!バクハツするくらい燃え上がれ!

俳優としては春節期間中に主演作2作が同時公開という前人未到の快挙を達成した瀋騰(シェン・タン)。こちらはもう1本の主演作『飛馳人生(Pegasus)』のキャッチコピーです。栄えある復帰を目指すカーレーサーの物語で、サクセスストーリーでありながらコメディの要素も満載ということで、このフレーズは映画の雰囲気がよく伝わるものとなっています。「笑到起飞」とは、ネットの流行語で「飛び立ってしまうほど面白い」という表現。「燃到爆炸」も同じ仕組みで「バクハツするくらい燃える」ですが、この「燃」の使い方は、日本語の「アツいぜ」「燃えるぜ」といった表現の逆輸入と言えます。

キャッチコピー:献给每个不平凡的你

日本語訳:特別な君たちに捧ぐ

こちらは2019年のお正月映画(旧正月)としてヒットした周星馳(チャウ・シンチー)作品『新喜劇之王

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