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張雨綺(キティ・チャン)

CRIPublished: 2020-06-27 12:30:00
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張雨綺(キティ・チャン)は1987年8月8日、山東省徳州市生まれ。周星馳(チャウ・シンチー)に見出され、2006年に『ミラクル7号(原題:長江7号)』のヒロインに抜てきされて鮮烈な女優デビューを果たしました。

2008年には柴咲コウ主演の日本映画『少林少女』に出演したほか、徐克(ツイ・ハーク)監督のラブコメ『女人不壊(All About Woman)』のメインキャストにも選ばれています。翌年、『女人不壊(All About Woman)』により、2009年香港電影金像奨の最優秀新人賞にノミネートされました。

2010年には陳忠実の長編小説『白鹿原』を原案にした同名映画のヒロイン・田小娥役を好演して注目を集め、同作をきっかけに監督の王全安(ワン・チュエンアン)と2011年に結婚。ところが、2015年7月2日にSNSの微博(Weibo)で離婚を発表します。その後、2016年10月26日に、知り合ってから70日で実業家の袁巴元(ユエン・バーユエン)との結婚を発表。翌年10月に男女の双子を出産しますが、2018年9月24日に、夫とのトラブルで警察に通報する事件が発生し、その直後に二度目の離婚を発表しました。

プライベートに関する注目度の高い張雨綺ですが、この話題続きの時期にも2017年に陳凱歌(チェン・カイコー)監督の中日合作映画『空海―KU-KAI―美しき王妃の謎(原題:「妖猫伝」)』に「春琴役」を好演したことで2018年3月17日に第12回アジア・フィルム・アワード最優秀助演女優賞を受賞するなど、女優としての輝かしいキャリアを歩み続けます。

そんな張雨綺は今年6月12日から放送中のリアリティ番組『乗風破浪的姐姐』に出演し、一躍注目を集めました。この番組は30人の女性がダンスや歌などを競い合う勝ち抜き戦を通して、最終的に女性アイドルグループとしてのデビューを目指すという公開オーディション番組。アジア圏でも大人気の『PRODUCE 101』を思わせるスタイルですが、あちらとの決定的な違いは、参加者が10代前後の練習生ではなく、全員が30代前半~40代後半の「お姉さん有名人」だということ。練習生の初々しさとは対照的に、すでにスターとしてのオーラを放つ「お姉様」たちが、いかに数々のステージをクリアし、最終的に10代に匹敵する「往年系アイドルグループ」を結成していくかが、この番組の見どころです。30人のラインナップには、アイドル出身で中華圏芸能界のさまざまなシーンで活躍してきた伊能静

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