日本語

範氷氷(ファン・ビンビン)

CRIPublished: 2018-05-25 09:51:00
Share
Share this with Close
Messenger Pinterest LinkedIn

範氷氷(ファン・ビンビン)は1981年の山東省青島市で生まれた、中国を代表するトップ女優です。1998年に趙薇(ヴィッキー・チャオ)&林心如(ルビー・リン)主演のテレビドラマ『還珠姫〜プリンセスのつくりかた〜(原題:還珠格格)』に「金瑣」役で出演したことがきっかけで一躍有名になりました。脇役ながらも、純情可憐な若き女中を好演し、印象的な演技や清楚な外見でファンを魅了しました。現在はCMや映画、ドラマへの出演が相次ぎ、大陸では「話題の女王」と呼ばれるほど注目度NO.1の人気スターと言っても過言ではないでしょう。

2007年、劉徳華(アンディ・ラウ)と共演した日中合作映画『墨攻』のプロモーションで日本を訪れたことで、日本でも注目されるようになりました。2010年10月、同じく山東省出身の女性監督・李玉(リー・ユー)の最新作『ブッダ・マウンテン~希望と祈りの旅(原題:観音山)』で東京国際映画祭の最優秀主演女優賞を獲得。

映画で活躍しているビンビンですが、2014年末にはお茶の間でも話題を呼びます。主演ドラマ『武媚娘伝奇』が中国で大ブレイク!異例の高視聴率を記録したこのドラマは彼女にとって約5年ぶりの主演ドラマで、若き武則天を好演し注目されました。

一方で国際派女優としても活躍している範氷氷は2011年に、フランス映画『Stretch (策馬)』に、2012年には韓国映画『マイウェイ12,000キロの真実(中国題:登陸之日)』とアメリカ映画『The Moon & The Sun (日月人魚)』に相次いで出演。さらに、ハリウッドの大ヒットシリーズ『アイアンマン3』(2013)や『X-MEN:フューチャー&パスト』(2014)への出演も果たし、世界のトップスターたちと豪華共演しています。そんな彼女は今年も国際的に注目される作品への出演が決定しています。

それは、英国の名監督サイモン・キンバーグがメガホンを取るスリラー映画『355』で、ゴールデングローブ最優秀女優に輝き、中国で「労模姐」として親しまれるジェシカ・チャステインや、オスカー女優のマリオン・コティヤール、ルピタ・ニョンゴ、それにカンヌ最優秀女優のペネロペ・クルスといった超ゴージャスな女優陣と競演しています。本作は範氷氷が出演する5作目の国際映画で、世界各地で活動する女性スパイが文化や政治の壁を越えて手を組み、恐ろしい兵器から世界を救うというストーリーになっています。タイトルの「355」は彼女たちのコードネーム。本作品は今年のカンヌ国際映画で初お披露目となり、今後シリーズ化する可能性も出ています。

Share this story on

Messenger Pinterest LinkedIn