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労働者への賛歌

CRIPublished: 2020-05-05 18:21:00
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毎年5月1日はメーデーで、この日は労働者のための日と言われます。新型コロナによる打撃を受けた中国にとって今年のメーデーは特別な意義があります。三カ月にわたる新型コロナとの戦いを経て、ようやく通常の生活に戻れようとしています。これは医師や看護師、臨時病院の建設者らの貢献と努力なしにはあり得ないことです。今回の中国メロディーはこれらの人々に労働者の賛歌を捧げます。

新型コロナと戦う人々

中国では毎年1月下旬から2月中旬に一年で最も盛大で、にぎやかな祝日・春節を祝います。しかし、新型コロナの影響で、全国各地の春節ムードは突如物寂しくなり、にぎやかで華やかな都市はまるで停止ボタンを押されたように、ひっそりと静まりかえりました。

新型コロナウイルスが各地で猛威を振るい、多くの人が自宅にこもって、ウイルスが早期一掃されるのを祈っている最中、一部の人々は危険を冒して、自ら進んで感染症と戦う最前線に駆けつけて行きました。その中には新型コロナウイルスと闘う医師や看護師、臨時病院を建設するために昼夜分かたぬ突貫工事を進める労働者、そして物資などを運ぶ平凡な配達員がいました。彼らはみなみずからの危険を顧みず、コロナウイルスとの戦いに身を投じてきたのです。

白衣の天使

大みそかの夜、全国各地の人々が祝日の喜びに浸っている時、上海、広東省、江蘇省など多くの省、直轄市の医師と看護師からなる緊急医療チームは夜が更ける中、疫病の被害が最も深刻な武漢に赴きました。

武漢の人々が援助を必要とする時、これらの白衣の天使は白衣の戦士に変身し、疫病との戦いの最前線に投じていました。白衣の戦士の中には新婚ほやほやの新婦や若いお母さん、さらに定年退職した年配の医療関係者もいました。多くの若い女性看護師は防護服の着脱に支障のないよう、最愛の長い髪を切る決断をしました。

白衣の戦士の顔には数時間マスクを付けて残った痕、昼夜を分かたず疫病と戦い、疲れ切った後ろ姿、わが身の危険を顧みず、患者を救助する無私の精神はまるで暗い夜の星のように多くの人々の心を照らしてきました。

英雄とは、身を奮い立たせる平凡な人にすぎない

新型コロナウイルス感染と戦う戦場には最前線に立つ医療関係者のほかに、防護服とマスクなどの生産に忙しい労働者、市民に生活用品を運ぶ配達員の姿も見られ、彼らも力を尽くしてきました。

疫病が発生した初期のころ、全社会がまるで停止ボタンを押されたように、工場、学校、映画館、レストランが閉鎖し、市民も政府の呼び掛けに答え、自宅にこもっていました。しかし、日常生活は続けなければならず、野菜、食糧、医薬品など生活必需品の輸送には配達員の支援が欠かせません。配達員は危険を冒して大通りや路地を行き来し、一軒一軒、生活必需品を届けるだけでなく、この世の暖かさを伝えてきました。

配達員の奉仕についてネット上には、「生まれつきの英雄はない、いるのは身を奮い立たせる平凡な人である」とのコメントが寄せられました。

番組の中でお送りした曲

1曲目最美的星星

遅ればせながら訪れた春に、武漢市育才漢口小学校合唱団の子供たちは「最美的星星(最も美しい星)」を歌い、心を癒す澄んだ歌声で武漢を支援する人々に感謝の気持ちを表しています。

暗い夜空

きらめく星

すべての星

特別な存在

何もせず前に進み

暗い夜と命を照らす

2曲目天使的身影

あなたの顔はよくわからなくて

あなたの目しかおぼえていない

星と太陽の光のように悲しみを照らし

生命に希望をもたらす

あなたの姿はよくわからないけど

白衣の天使のように

白い長城を築き

世界を平和に穏やかにさせる

3曲目为了谁

歌は平凡な労働者の奉仕精神を讃えています。

歌詞:

ズボンのすそが泥で覆われ

汗が衣服の背にしみとおる

あなたは誰だかわからないけど

あなたが誰のためなのかはわかる

誰のために

秋の収穫のため

春に大雁が帰ってくるために

情熱的に青春を讃える

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