中華文化の使者~ユゥガンリー
逆境を味方に、努力で克服
有名になった後、ユゥガンリーのパフォーマンスは様々な非難を受け始め、「男性なのに女装してどっちつかず、なにが芸術だ」「京劇を真似ているが、踊りの振り付けがこわばっていて、京劇の美しさを全く伝えられていない」
非難を受けたユゥガンリーは弁解こそしませんが、自分の欠点に直面します。しかし批判の中にも納得できる声を聞き入れ、弱点を克服していきました。舞台でしなやかで美しい女性のイメージをうまく表現するため、京劇の女形俳優や舞踊家らに謙虚に教えを請うようになります。しかし、子供の頃から稽古をしている一般の京劇俳優と比べ、ユゥガンリーにはより多くの苦難と涙に耐える日々が続きました。
今年、ユゥガンリーが「昭君出塞(王昭君・西域へ)」で再び主演した時、その素晴らしいパフォーマンスは見た人が文句のつけようのない出来でした。ミュージカルは民族舞踊や京劇、民謡などの要素をうまく融合しますが、特にユゥガンリーの優美な姿、素晴らしい歌声は多くの観客を驚かせてくれます。
番組の中でお送りした曲
1曲目昭君出塞
中国古代四代美人の一人・王昭君の悲劇的な運命を歌い上げました。
2曲目新貴妃酔酒
「絶世の美女」楊貴妃のように寂しく、もの悲しい生涯を見事に再現しています。
3曲目梨花颂
「絶世の美女」楊貴妃を梨の花に例えています。中国語の「梨」と「離れる」の発音は同じで、曲の中の梨の花は楊貴妃と玄宗皇帝が離れ離れになる運命の悲しい結末を表しています。