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合唱の花が広州の地で輝きを放つ

CRIPublished: 2019-11-10 21:23:00
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今年の8月上旬、世界合唱コンクール&第4回ヨーロッパ合唱コンクールがスウェーデンの港町・イエテボリで開催されました。広東省広州市のウミツバメ合唱団と華南師範大学合唱団が抜群の歌唱力で素晴らしい成績を収め、広州市のレベルの高さを見せつけました。合唱という芸術の花が、なぜ広州の地で輝きを放つのか、今回の中国メロディーは広州市の素晴らしい歌声に乗せて、合唱の魅力を楽しみましょう。

天使の歌声がイエテボリに響き渡る

世界合唱コンクール・ヨーロッパ合唱コンクールは、世界最高レベルの合唱コンクールの一つで、今年は47カ国から171の合唱団あわせて6300人が集まりました。その中で、広州ウミツバメは児童部門と伴奏民謡部門で、フィンランド、スウェーデン、ドイツ、ロシアなどの有力なライバルを破り、グランプリを受賞しました。

1987年に創設された広州ウミツバメは、広州市海珠区の少年合唱団で、純真無垢な歌声と素晴らしい表現力で多くの国際コンクールで受賞し、「天使の歌声」と讃えられています。

合唱団は、8月のコンクールに参加するため、7月から毎日7時間ぐらい稽古を始め、こうした頑張りがようやく喜びに変わりました。グランプリ受賞の知らせを受けた瞬間、指揮者の刁さんは子供たちと思わず抱き合いました。国旗の掲揚を見て、国歌を聞いて、子供たちはみな「最高にうれしい」と涙ぐんで言いました。

広州の暮らしに溶け込む合唱

今年8月、イエテボリで開催された世界合唱コンクール&第4回ヨーロッパ合唱コンクールで、広州市の合唱団・ウミツバメと華南師範大学合唱団が素晴らしい成績を収めました。実は、広州ではここ数年、多くの合唱団が活躍し、市内のあちこちで歌声が咲き誇っているのです。

広州市には3000あまりのアマチュア合唱団があり、稽古に参加している市民は20万人に達しています。白雲山の麓にも、珠江のほとりにも、幼稚園にも、小中学校にも、大学にも、どこへ行っても情熱あふれる歌声が聞こえます。ウミツバメのメンバーである雷雨晴さんは「合唱は生活の中心で、合唱のない生活なんか想像できない」と話しました。

ここ数年、広州市の各合唱団は国際コンクールで大活躍しています。中でも華南師範大学は、広東省の芸術教育の代表的な存在とされています。合唱団は設立して30年間、様々な国際コンクールで20回もグランプリを受賞し、また、今年の世界合唱コンクール&第4回ヨーロッパ合唱コンクールは5部門で金賞を受賞しました。男声団の団長を務めた李陳焯尭さんは、「全力を尽くして、愛を遠くへ伝えていきたい」と話しました。

合唱は子供たちの成長舞台に

広州市は2012年に、国際文化交流基金から「合唱の街」の称号が授与されました。小学校から大学まであわせて2000校で合唱団が活躍し、学生や生徒たちが市内の舞台の主役になっています。その若さ溢れる情熱と非凡な才能が広州に活力を注いでいる一方、合唱団は子供の成長に輝かしい舞台を与えています。

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