中元節~故人を思い哀悼
宋の時代の詩人・蘇軾がうたった「江城子」。亡き妻を想う大変感動的な詩です。せつなく感動的な言葉で妻への深い思いを表し、今でもこれ以上ない名作とされています。
別れ別れになってはや十年
思い出さずとも忘れない
千里を越えて墓に来ても
語ることもない
たとえ出会っても
気づかないだろう
顔は塵で汚れ髪は白く
番組の中でお送りした曲
1曲目感恩的心
私は偶然に生まれ埃のようなもの
分かるだろうか私の弱さが
どこからきたか私の愛はどこに行くか
誰か今度は私を呼ぶ
天地は広々この道はでこぼこ
神は知っている私は負けないと
感謝の心あなたに感謝
2曲目河灯
この曲は東北地方を舞台にしたドキュメンタリー「長白山」の挿入歌で、長白山に端を発する大河・松花江の岸辺で、中元節の夜に灯ろうを流し、先祖をしのぶ場面を描いています。
3曲目大海
この歌は1992年に台湾の歌手・張羽生が、若くして亡くなった妹へささげたものです。
歌詞:
呆然と海辺に来て潮の満ち引きを見る
愛してると言いたいのに風に吹き散らされ
振り返り君はどこ
海が過去の愛を呼び戻せれば
私を一生待たせるだろう