世界水準のアルバム「阿姐鼓」
アルバムのプロデューサーを務めた何訓田教授は、「私たちがチベットを訪れるのは、チベットを探すためではなく、自分自身を探すためだ。空しい現代人が探すのは、想像中の理想郷であるユートビアであると思う」と話ししました。
そして、アルバムを歌った朱哲琴は「ポタラ宮の麓の村では一晩中バターランプが灯され、どの家でも風鈴の音が聞こえる。月夜に光る数多くのバターランプで、言葉にできない喜びが満ち溢れる。こんな温かさを世界中に伝えたい」と言いました。
番組の中でお送りした曲
1曲目阿姐鼓
姉は幼い頃から口が利けない
私が物心ついた年に家を出た
それから毎日毎日会いたくて
あの時と同じ年になって
不意に分かったの
それから毎日毎日探してる
姉さん
マニ坂に座るお年寄り
独り言を繰り返す
オン マニ パドメ フーン
2曲目天唱
死ぬ時は生まれた時と同じ温かなひととき
夕焼けはあかつきと同じ太陽の輝き
命を迎える時
命を送る時
風は歳月を吹き散らし
鷹に捧げ
雲が体を抱き上げ
大空に送っていく
3曲目卓玛的卓玛
歌詞:
母さん私を「チョマ」と呼んで
母さんを「チョマ」と呼んであげる
チョマ チョマ