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女子バレー初優勝から40年中国駐大阪総領事館が記念行事

CRIPublished: 2021-11-18 14:25:00
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1981年11月16日、この日は中国のバレーファンにとって忘れられない日です。大阪で開かれたワールドカップバレーボールに、女子中国代表が国際大会で初めて栄冠に輝きました。その日から40年となる16日、大阪にある中国総領事館はオンラインで記念行事を行いました。

1981年11月16日大阪府立体育会館

表彰台に立つ女子バレー中国代表

中国の女子バレーは大阪での優勝を皮切りに、そのあと、1986年までの5年間、ワールドカップ、世界選手権とオリンピックで立て続けに5連勝を実現し、改革開放が始まった中国社会に「目標に向かってどんな時もあきらめない」という「女子バレー精神」の伝説を残しました。

オンラインで出席した中国の孔鉉佑大使は、「この精神が来年2月初めに開幕予定の北京冬季オリンピックでもしっかり受け継がれてほしい」と期待を寄せました。

大阪府の吉村洋文知事は孔大使の発言を受け、「大阪はこれからも中国との交流と協力を一層充実させていく」と示しました。

オンラインで記念行事に参加した女子バレー中国代表のOGたち

当時の選手たちもオンラインで出席し、「バレーボール精神」を旗印に頑張り続けてきた歩みを振り返りました。

40周年記念にビデオメッセージを寄せる女優・荒木由美子さん

また、1980年代前半、中国でも一世を風靡した日本のスポーツドラマ『燃えろアタック』で、ヒロインの小鹿ジュンを演じた女優の荒木由美子さんも出席しました。「中国の選手の皆さんも、私も、あきらめてはいけないという精神が根付いていると思う。60歳を過ぎた今もまた元気をもらった」と笑顔で記念行事に参加した感想を話しました。そのうえで、「日本と中国は今後もアジアの代表として、良い形で交流を深め、スポーツと芸術をどんどん発展させていってほしい。私もそれに向けて頑張っていく」と意気込みを見せました。

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