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<日本人スタッフのつぶやき384~ちょっとユニークな列車の乗車体験記です>

CRIPublished: 2019-02-21 10:14:00
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春節が明け、ほぼ普段の状態に戻った北京から森です。最近、このつぶやきシリーズで「乗車体験記が面白い」との声が届いたので、その期待に応えます。市内の「ちょっとユニークな列車」ということで、万里の長城付近を通り3年後の冬季五輪会場の一つとなる延慶区に達するディーゼル特急に乗りました。

この列車は10年以上前から運行されています。本来は市街地の北京北駅出発でしたが、今は同じく五輪会場となる張家口までの高速鉄道建設のため出発駅が郊外に移されており、少し不便をきたしています。国鉄路線を走りながら地下鉄用のICカードで乗車でき、また運賃も格段に安く利用しやすい列車です。ただそのせいか車内は大混雑でした。

前日に雪が降り、雪景色の万里の長城を目当てにした観光客で一杯でした。外国人客も所在なさげに床座りしています。

満員の列車はやがて平野部から山間部へ入り、時速30~40㎞で急勾配を登ります。車窓から長城が見えてきました。

途中、雪に覆われた「青竜橋駅」でスイッチバックし、出発から約1時間20分で長城への登山口である「八達嶺」駅に着きました。

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