日本人スタッフのつぶやき373~日中経済交流に関するシンポジウムを見学しました。
シンポジウムはほぼ予定通り夕方5時に終了し、その後は学生食堂に移動して懇親会が行われました。
料理を囲みながら、日本のビジネス関係者と地元大学生が交流しています。学生にとっては貴重なリクルート活動の時間ですね。
パネラーを務めた魏傑さん(右)と一緒に写真を撮りました。東京大学と清華大学という両国それぞれ最高峰の大学を卒業し、日本の大手商社に長年勤務した経験を持っています。
日中関係はこのところ追い風基調に乗っており、首脳の相互訪問も期待されるなど経済面だけでなく政治面もいいムードを迎えつつあります。ところで今回、メディア人として一番収穫だったのは、一流商社マンの専門的な日本のビジネス用語を聞けたことでした。中国語の訳文であるニュース原稿のチェックをしていると頭の中が中国語化して、えてして日本語らしくない表現で妥協してしまいます。中国事情に詳しくない日本人に対して、しっかりしたビジネス用語できちんとした説明や解説を届けたいと強く感じました。