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日本人スタッフのつぶやき356~乗車体験記・続

CRIPublished: 2018-01-31 10:52:00
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こんにちは、日本人スタッフの森です。前回に引き続き鉄道シリーズをお届けします。

1月15日、北京市内で、国有鉄道による通勤路線に体験乗車してきました。

日本では通常、都市部で「鉄道網」というと、JRを中心に私鉄や地下鉄、あるいは路面電車やモノレール、新交通システムなど幅広い対象を示し、いずれも通勤の足として利用されますが、中国では通勤の足はほぼ地下鉄(中国語で「地鉄」)のみであり、国有鉄道は長距離客のみを対象としていました。ところが上海などの大都市で、高速鉄道で通勤する人(日本で言う新幹線通勤)が増えており、鉄道当局も通勤客への対応を取り始めています。

そこで、北京でも、昨年末に通勤客を対象とした列車の運行が始まりました。

運行区間は、北京西駅と市街地東部の通州駅を結ぶ約30kmで、市街地を東西にほぼ一直線に走ります。本数は朝夕のラッシュ時間帯のみの計4往復です。

駅の改札口は専用であり、発車5分前に打ち切りとなるので、「駆け込み乗車」はできません。

新幹線タイプの新型車両。8両編成です。そして車内は、ゆったりした座席は集団見合い式に配置され、車両中央には大きなテーブルがあります。また設備も整っており、折り畳みいす、トイレ、荷物の収納棚、プラグ差込口など。無線LANも使えます。ちなみに運賃は、「地鉄」と同じ料金体系なので、片道たったの6元です。鉄道ファンにとってはコスパ良すぎです。

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