リスナー歴38年・杁本直正さん「17回目の切り紙展」に込めた思い
ICC 一宮ケーブルTVの撮影クルー
幾度となく、私が切り紙を作成していると思ったとか、どうやってこれだけの品を集めたのか?これらの品物をどう保存しているのか?など聞かれました。それだけ、関心を持って頂き、うれしい限りです。
――お手元には1,800点の収集品があるようですが、今回セレクトにあたり、どのような心掛けをしましたか?
私は1984年から北京放送の日本語番組を偶然受信するようになり、その後、38年間で集めた受信確認カードが、1,000枚、切り紙600枚、その他にペナント、バッチ、カレンダー、万里の長城のしおり、年賀状、お誕生日カード、賞状など200点あります。
今回は最近頂いた切り紙等を中心に展示しました。「切り紙展」とは言いつつも「中国」の紹介となります。来場された方が、少しでも中国に関心を持って頂ければと思います。
――忘れられないエピソードもたくさんあったかと思いますが……
そうですね。今回は6月、7月の土日祝日のみ、開館となりましたが、延べ187人が来場されました。できる限り会場には居るつもりでしたが、仕事の関係で会場に居られず、お会いできなかった方には大変申し訳ございませんでした。
何よりも大勢の方たちのサポートに大変、感謝しております。展示スペースを提供してくれた木曽川資料館は、予算の関係や耐震診断の関係等で平常通りの開館に戻らないのが残念です。ここでは、今回で切り紙展4回、アマチュア無線の展示会を3回開催しています。
一宮市木曽川資料館外観
セッティングには、木曽川資料館で手芸の展示会を開いたことのある方が丸二日間手伝ってくれました。また、展示会をするたびに県外から来てくださる方、コロナ禍の移動規制で、今回は来場されなかったのですが、わざわざお祝いの手紙をいただいた方……毎回、大勢の方たちのサポートがあっての『切り紙展』だったと思います。
――どのような方たちが来場しましたか?
地元一宮市や近くの岩倉市、江南市、あま市の方々です。木曽川の黒田城跡を見学して、木曽川資料館に寄られた豊田市の団体、木曽川図書館でリサイクル着物の展示会を見た帰りに寄ってくれた方などもいました。県外からは、三重県亀山市や滋賀県甲賀市からもお見えになり、ありがたく思っております。家族連れが多かったようですね。1歳のお嬢さんを連れて来場した父親もいました。
一宮市からの家族連れ