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【北京冬季五輪注目の選手③】スノーボード・蔡雪桐

CRIPublished: 2022-01-25 21:36:00
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学生生活が呼び起こした「スノーボード愛」

蔡さんは競技に対して、気持ちが落ち込んでしまいました。心のリフレッシュをしようと思い、選手生活から離れて学生になりました。進学した北京体育大学では、フィジカルトレーニングを専攻し、普通の学生と同じように授業を受け、宿題をやり、試験を受けました。また、暇なときにはテレビドラマを観るという生活を送りました。そのような生活を半年間過ごすと、自身の心が落ち着いてきました。実際に選手としての練習や試合から離れてみたからこそ、自分はどれほどスノーボードを愛しているのかということに気づくことができました。

そう考えるようになってから、練習場や試合に戻った蔡さんは大きく変わりました。以前よりもリラックスして試合に臨むようになり、成績も伸びました。2019年に行われたアメリカオープンでは、バックサイドとフロントサイドの両方で900°(2回転半)を初めて成功させました。

その後、スイスやアメリカ、カナダなどで行われたW杯で優勝し続け、2018-19、19-20、20-21の3季連続で、W杯の総合首位に立ちました。総合首位の回数は通算7回、世界最多となりました。

4度目の五輪は「楽しむ気持ちで」

自身4度目のオリンピックとなる北京冬季オリンピックを前にして、蔡さんは「優勝とかメダルとかもう考えない。純粋に試合を楽しみたい」と意気込みを語っています。

資料写真

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