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開幕まであと1カ月冬季五輪を待ち望む北京各界の声

CRIPublished: 2022-01-04 15:26:00
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北京2022冬季五輪カウントダウン

2月4日に開幕する北京冬季オリンピックまであと1か月!北京各界からは開幕を待ち望む声と共に「純粋にスポーツを楽しみ、盛り上がる大会になってほしい」という期待の声が聞こえています。

首鋼パークに設置された北京2022冬季五輪組織委員会

北京で暮らすキヤノン中国法人副総裁の中島浩司さんは中央広播電視総台(チャイナ・めでぃ・グループ/CMG)の取材に対し、「私の会社は、オリンピックでカメラをサポートする仕事をしているので、ぜひ感動的な瞬間の写真をたくさんとってほしい。各国の選手に活躍し、皆が幸せな気持ちになるオリンピックになってほしい。近くから応援したい」と笑顔を綻ばせながら暖かいメッセージを送りました。

横山聡さん

妻と娘を率いて北京で生活している日本人駐在員の横山聡さんにとっては、長野冬季オリンピックの時は大学の卒業旅行でドイツとチェコに、東京オリンピック2020大会は北京にいたため、今回、初めて住んでいるところでオリンピックが開催されることになりました。「スキーやスケートに特に関心がある」と言う横山さんは「世界中の選手たちに頑張ってほしい。北京冬季オリンピックはスポーツの大会なので、純粋にみんながスポーツを楽しんで競い合って盛り上がってほしい」と大会がつつがなく開催されることに祝福を送りました。

北京冬季五輪スローガン「ともに未来へ」を指さす張文全さん

今年35歳の北京っ子・張文全さんは2008年の北京オリンピックでボランティアをしたことがきっかけで、オリンピックグッズのコレクターとなりました。現在、手元の収蔵品は5000点余りに上っています。張さんは2022大会のボランティア募集にもいち早く応募しましたが、惜しくも落選。通知を受け、「気分が何日も沈んだままだった」と今では笑って振り返れるようになったのは、その後、冬季オリンピックを盛り上げる市民活動に積極的に参加し、発信をし続けてきたからです。子供の時に、母親に連れられてアイスショーを見てから、今でもフィギュアスケートが大好きな張さん。「日本の羽生結弦選手を応援したい。けがの状況は心配だが、北京大会ではぜひ素晴らしい成績を残してほしい」と応援を惜しまない様子でした。張さんは冬季オリンピック開会式のリハーサル中だった「鳥の巣」を通りかかり、「照明がまばゆいぐらいに幻想的で素晴らしかった。2008年夏のオリンピック以上の美しさだと思った。史上最も幻想的で、最もすばらしい、最も忘れられない冬季オリンピックになると信じている」と興奮ぎみに話していました。

首鋼工業パークにある北京冬季五輪組織委員会

首鋼スキージャンプ台

北京冬季オリンピックには「首鋼集団」製鉄所の跡地に建設された競技場があります。ビッグエアとエアリアル種目の4個の金メダルが競われる「首鋼スキージャンプ台」です。「首鋼」は夏季オリンピックの誘致成功で、製鉄工場を北京市街地に転出することが決まりました。また、巨大遊休地の再利用を図る際に、冬季オリンピックの誘致成功の知らせが入り、工場の社屋や倉庫などを改築したオフィス施設に冬季五輪組織委員会が入居し、競技場や訓練場も建設され、大きな変貌を遂げることができました。

北京冬季五輪のマスコット(「氷(ビン)ドゥンドゥン」(左)と

パラリンピックのマスコット「雪容融(シュエロンロン)」(右)と記念写真を撮るの姜金玉さん

「首鋼」で20年余りにわたってクレーン運転士をしていた姜金玉さんは今、北京冬季五輪組織委員会のオフィス棟で施設の運営管理をしています。姜さんは「新年の最大の願いは」という記者の質問に対し、「何よりも北京冬季オリンピックが無事に開催され成功することだ。私たちスタッフ一同は、この盛会の開催に向けて毎日身を引き締めて取り組んでいる」と自信に満ち溢れた声で話していました。姜さんは「日本の選手を含め、世界中のアスリートたちが北京で良い成績を残し、素晴らしい印象を持ち帰ってほしい。コロナが終息した後、海外から多くの方たちが北京を、首鋼パークを訪れ、中国の普通の人々がより良い暮らしに向けて、どれだけ一生懸命に取り組んでいるのかを、実際に見てほしい」と目を輝かせて新年の抱負を聞かせてくれました。

北京2022冬季五輪開会式の会場である「鳥の巣」

北京冬季オリンピックは2022年2月4日~20日、北京冬季パラリンピックは3月4日~13日、北京市と河北省張家口市でそれぞれ開催されます。

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