福建省晋江市で5日午前、台湾の金門島に達する送水管の完成を祝う記念式典が行われました。
中国共産党中央委員会の台湾弁公室、国務院台湾事務弁公室の劉結一主任は、「このプロジェクトは、海峡両岸の同胞が共に祝うべき大きな出来事であり、台湾の同胞たちに福祉をもたらすものである。今年2月に、海峡両岸で経済や文化の交流や協力を進める『31条措置』が発表され、大いに歓迎された」と述べました。劉主任はまた「海峡両岸の同胞たちは、一致団結して『一つの中国』という原則を表す『九二共通認識』を堅持し、台湾独立運動に断固として反対していくべきだ」と強調しました。
この送水管は全長およそ28キロで、1日の設計送水量は34,000立方メートルとなっています。(藍、森)