王毅国務委員兼外交部長は26日、アルメニアのエレバンで、ムナツァカニャン外相と会談しました。
王外交部長は、「中国はアルメニアを重要なパートナーとみなしている。パシニャン首相は先ごろ中国でアジア文明対話大会に出席し、二国間関係の発展について中国の指導者と合意した。中国はアルメニアと共に、これらの合意を実行に移して、『一帯一路』共同建設を契機に、経済や貿易、ハイテク、鉱産の開発、インフラ整備などで協力を強化していきたい。また、地域協力を推進し、『一帯一路』とユーラシア経済連合を結び付け、アルメニアの発展や整備を支援し、地域の相互連結を促進していきたい。そして、共に単独主義や保護主義に反対し、文明同士の学び合いを展開していく」と述べました。
これに対し、ムナツァカニャン外相は、「アルメニアは中国の大国としての地位や役割を重視している。国内の政局がいかに変化しても、中国との関係の発展を外交の軸としていく。アルメニアは中国との協力を深め、共同発展を実現していきたい。また、自国の取り組みと『一帯一路』とを結び付け、経済や貿易、投資、農業、ハイテク、インフラ整備などで中国と協力を強化し、地域の発展や繁栄へ貢献していきたい」と述べました。(玉華、森)