王毅国務委員兼外交部長は29日、北京の中南海で日本の秋葉剛男外務事務次官と会談しました。
席上、王部長は「今年5月、李克強総理は日本訪問で成功を収め、中日関係は正常な軌道に戻った。両国関係は曲折を経て、ようやく改善しつつある。これは双方が大切にすべきものだ。今年は、中日平和友好条約締結40周年という節目の年にあたり、双方は中日間の4つの政治文書と4つの原則的共通認識を堅持し、両国関係の政治的基礎を維持していくべきだ。中国は日本とイノベーションや第三者市場などの分野で実務的な協力を強化して、東アジア経済共同体建設や地域一体化プロセスを共に推し進めていきたい」と述べました。
これに対して、秋葉外務事務次官は「日本は日中関係が再び正常な軌道に戻ったことを嬉しく思う。中国と共に努力して両国関係が絶えず前に進んでいくように後押ししていきたい」との意向を示しました。(藍、星)