モンゴルのバトトルガ大統領は23日、首都ウランバートルで国務委員でもある王毅外交部長と会談しました。
会談の席上、バトトルガ大統領は「農業、牧畜業、経済貿易、観光業、インフラ整備などの分野において中国との協力を強化して、両国国民に幸せをもたらしたい」と述べました。
これを受けて王部長は「来年の両国国交樹立70周年を契機に、両国関係の今後の発展の青写真を一緒に描きたい。モンゴルと上海協力機構との協力レベルの向上を引き続き支持するほか、両国の自由貿易協定交渉と締結プロセスを加速させ、一日も早く両国国民に実際の利益をもたらすことを期待している」と語りました。
また、王部長とモンゴルのツォグトバータル外相は、同日に開かれた共同記者会見に臨みました。会見で王部長は「両国は9月に、自由貿易協定に関する実施可能性合同研究プロセスの交渉を始めることに合意した」と明らかにしました。(任春生、星)