東アジアサミット(EAS)外相会合に出席中の王毅国務委員兼外交部長は3日、シンガポールで、朝鮮の李勇浩(リ・ヨンホ)外相と会談しました。
王外交部長は、「朝鮮戦争休戦65周年に際し、金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長は桧倉(フェチャン)にある中国人民志願軍烈士陵園で献花し、演説を行った。このことから、朝鮮の最高指導者が両国の友好を重視していると感じた。朝鮮は、半島の非核化と朝米関係改善のために一連の措置を講じた。米国側は、朝鮮の願いを考慮し、向き合って歩むべきだ。朝鮮半島の非核化推進を期待する」と示しました。
これに対し、李外相は、「来年は両国の国交樹立70周年に当たる。これを機に両国関係の新しいページを開きたい。中国は朝鮮半島の安定維持、非核化推進に重要な役割を果たしている。その中国と連携を保ち、朝鮮半島と地域の安定および発展を実現していきたい」と期待を寄せました。(殷、謙)